Diary


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2004年01月02日(金) 新年2日目

新年2日目。今日は午前中、地元の某鉱泉に行って来た。ここはアトピーに効くことで有名で、全国的にも「知る人ぞ知る」存在であるらしい。私も幼少時に数回行ったことがあるが、ここ20年以上行っていなかった。しかしこの度アトピーを発症したため、この度赴いた次第である。

さて、この鉱泉、周囲にあまたある大型温泉施設とは対照的な、小じんまりとした茅葺き民家である。玄関を入るとオーナー一家がコタツに入っており、そこで入浴料380円を払って浴室へ。浴室も、4人も入れば満員と小規模。

そしてとにかく湯が熱い(44度らしい)。水道の蛇口もなく、水で薄めることもできない。16度の源泉を沸かしているらしいが・・・。

脱衣所に貼ってあった雑誌のコピーによれば、1806(文化3)年に開かれた湯であるとのこと。川端康成が「茅葺きで続けなさい」って言ったから守っているんだって(ホンマか!?)。

私が行ったときは4〜5人の客がいたが、重症のアトピーの人もいた。常連さんによると、普段はもっとたくさんのお客さんがいるとのこと。どうやって入るのだろう・・・。

そんな某鉱泉なのだが、薬効はありそうで、入浴後は皮膚がつるつるになっていた。特にかかとの角質が超なめらかになっていてビックリ!


某鉱泉の前にいたニワトリ。

夜は某店の30周年記念パーティーに出席。200人以上集まっていて驚いた。聞けば、近々道路拡張の都合で閉店するらしい。

私たちの高校時代からの「居場所」であり、オーナーの戦争体験が語り継がれてきたその店。どこかに移転地を求め、営業を再開してほしいものである。


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