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昨年に引き続いて、今年も、教室の生徒募集の広告を、地域紙に出しています。 6ヶ月連続で名刺の半分のサイズのモノを月に一回出していただき、1回6000円、6ヶ月で36000円です。
昨年は、広告を見ての問い合わせ…というのは、それほど多くありませんでした。 世の中、そうそう甘くはありません。 ところが今年は、1回掲載されると、何件かの問い合わせがあります。 そうして、問い合わせくださった方が、 「昨年も広告を見て覚えていたので…」 とおっしゃるのでした。 どうやら、こういう事もピアノと同じ、『継続は力』のようです。
よく、ネット上で、 「生徒募集はどうしたら…?」 という質問に、 「ちゃんとやっていれば、口コミで集まるものです」 という答えている場合がありますが、それは、何とも言えない気がします。
私が駆け出しの頃は、確かに、生徒さんが生徒さんを連れてきて…という具合でしたから、特別な生徒募集はしていませんでした。 場所を説明しやすいように、小さな看板は出していましたが、それも、古くなって取り外してしまってからも、入門の問い合わせは、同じように来ていました。 所が、少子化の影響か、近郊の幼稚園が、30分以上もかけて幼稚園バスを走らせるようになり、同じ地域の幼児たちが通っている幼稚園保育園が、5つも6つも…というようになってきて、地域での、お子さんの繋がりがなくなってくると、仲良しのお子さんを連れて来る…というよりも、レッスン室で知り合ったお子さんと仲良くなる…という傾向が出てきました。 お母様方が、それぞれの生活のペースを持っている…という傾向も、所謂、以前のような口コミというのが少なくなった理由の一つかな…という感じがしないこともありません。 (この辺り、実際に子育てされていらっしゃる方の実感が、どのような感じなのでしょうか…)
…という訳で、昨年から、割りきって広告を出すことにしてみました。
でも、広告というのは、単なる入り口に過ぎません。 入門していただいて、どんなレッスンが出来るか…が、本当の勝負だと思います。
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