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全品100円 - 2003年03月06日(木) 全品100円だからって、12個は買い過ぎたなぁ。 あ、雨が降ってきた。 ただいま午後3時。 ドーナツ食べてご満悦(笑) ドーナツを買いに行く途中、あ、いや、ドーナツを買うためにだけに出かけたわけじゃないけど。 ドーナツはほんのついで(笑) 赤信号の交差点で止まっていると、同じように横断歩道で信号待ちをしている、 お散歩中の保育園児を見かけた。 3年保育の子より幼い、2・3歳児だったと思う。 次女と同じくらいの子もいるように見えた。 子供が7,8人に、保母さんが3人。 みんなで手を繋いで、信号待ちをしていた。 その様子を見て、まず最初に、なんだかかわいそう・・・と思ってしまった。 人の一生の間で、母親にべったりでいられるのは、ほんのわずかな時間。 3年保育で幼稚園とかへ行き始めることを考えれば、3年とちょっと。 そのわずかな時間さえ、母親と過ごすことができないことが、かわいそうだと思ってしまった。 でも、次の瞬間、こういう考え方は、わたしの奢りなんだろうな。と思った。 一日中一緒にいるからって、どうだろう? 保育園に子供を預けているお母さん達より、子供に愛情を注いでいる? 時間さえ長ければいいってもんじゃない。 質が伴わなければ、ただ一緒にいたって無意味どころか、悪影響だ。 家事と子育てで家庭の中だけで過ごし、自分の時間がないことや、社会との関わりがないことに焦りを感じ、 日々不満を持ち子供に接しているよりも、 働いている事情はいろいろあるでしょうけど、自分の仕事を持ったり、 子供とは関係のないところで自分の人生を生きて充実している母親の方が、 人間として上質で、子供のためにはいいんじゃないだろうか。 わたしが最初に感じた考え方は、 わたしが今まで生きてきた間に、自分の中で育てた価値観からの感想なんだろう。 ひとそれぞれの価値観があるのは当然のことだし、 それが少々偏っていようともしょうがない。 その人の生きざまでもあると思うし。 ただ、それだけにとらわれないように、物事を見られるといいと思う。 子供を一人で育てるのは不可能だ。 一人で育てていると言う人もいるかもしれないけど、 それでも、親や知人や、保育園や、社会との関わりを持たずに育てることは不可能だ。 昔のように、大家族や、近所の人や、地域で子供に目を配るという生活から変わってきている以上、 社会がサポートしなければ、少子化なんて止まるわけがない。 主人の会社だって、有名無実の育児休業制度、 託児所ができたというけど、従業員数からすれば、本気でやるつもりがあるとは思えない少ない数字。 父親が子供を託児するなんていうこは、露ほども考えていないのだろう。 もともと古くっさい体質の会社だけど、あれで世界で戦ってるというんだから、 ちゃんちゃらおかしい。 一事が万事。経営や人事だって、いわんやおや、だ。 結婚してからずっと思っていたことだけど、 結婚するまでは、学校でも会社でも、男女の差は感じこそすれ、 今ほどの違いは感じなかった。 主人に例えて言えば、彼は、結婚する前も今も、 既婚だろうと未婚だろうと、相手がわたしであろうとなかろうと、 今と同じように仕事をしていた可能性が高い。 一方、わたしの生活は「女性」という理由で激変した。 男の人だって、「男性」と言う理由だけで、 家族を養うために働き続けなければならないことに、疑問や不満を持ってる人だっているとは思う。 家事を仕事だと思ってしているけど、それまで男の人と同様に働いていたことを思うと、 自分の仕事に評価も報酬もないというのは、なんとも虚しい。 外で働かなくても、ご飯が食べられるじゃないかと言われれば、それまでだけど。 家庭を維持していくために、役割分担している、 わたしのしていることだって大事なことだ、と思わなければ、やってられない。 生まれてから20年は親のために、 (子供の成長は親の生きがいの一つでもあると思うので) 子供を産んでから20年は子供のために、 そのあとは本当の自分の人生にしたい。 その時のために、その時何がしたいか、何ができるか答えを出すために、 自分を知ろうと思う。 熟年離婚って、よくわかるわーーぁ(笑) そうなるかならないかは、これからの意識の持ちようなんだろうなぁ。 ドーナツから始まったのに、なぜかこんなことを書いてしまった(笑) ...
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