- 2001年01月17日(水) 無駄
昨日はあの日記を書き終えて、おかんに久しぶりに電話してからすごいイベントがこのカナダ、バンクーバーのダウンタウンを襲った。
広範囲の停電。
こう書くと大した事は無いかもしれない。ところがもう、尋常とちゃうかってんって。街中真っ暗。普通エレベーターとか信号とかって別電源できえへんようになってるんやけど、やっぱりさすがカナダ!!!!全部消えた。
隣の部屋の窓が開き
「Thank you!!Fuckin' B.C hydro(電気会社の名前)!!!!!! Someone lose a job!!!!!」
などとファックファックを連発していた。 どうやらビデオを見てたらしい。全く面白い奴らですわ。彼等はマリファナパーティとかしょっちゅうやってるからね。そのくせドアの前に
「Say no drug」
なんていうステッカー貼ってる矛盾メンなんやけど。
しばらく部屋でロウソクつけて
「イヤー冷凍庫のミンチとかアイスとか大丈夫やろか。そんな事やったら早い目にくっといたらよかった」
とか考えていた。ぬるくなる運命のビールをちびちびやっていると近所に住むケンちゃんがやってきた。彼は自然大好きな男。停電の瞬間外出していた彼の話によると、ロブソンストリート(繁華街で一番でかい通り)では全ての店の防犯アラームが鳴り響き、巨大CDショップバージン前には黒山の人だかり。暴動寸前の勢いやったらしい。治安が一気に悪くなっていると思われているのに彼は
「おい、外行こうや。星がめっちゃきれいやから!」
と俺を誘い出す。そして興味津々の俺は見事に誘い出され外出。
なんてこった!!!!!!!!!!!
街のまん中なのに満天の星空。俺は震えた。暴動寸前バージン前は既にポリさん出動で人っ子1人いなかった。ビデオ撮りながら歩いてる暇人カナディアンも目撃した。
「海の方に行ってきてんけど海もすごいきれいで!」
ケンちゃんに誘われるまま俺と、同じビルに住むカツという仲間とともに海に向かう。
そしてもう一つの大きな通りデービーストリートではその通りを挟んで左っ側は既に復旧していた。それに対し右っ側は真っ暗。取りあえず海に急ぐ。
星を期待していたが、あいにく雲が出てなんもみえんかった。せやけど波打ち際に打ち寄せる波の音。勃起しそうなくらい、なんか激しく懐かしい思いにかられた。うまいことよう表現せんけど。
浜辺をうろつき我ら共通の仲間シュン宅に押し掛ける。夜遅く乗り込んでめいめい話しまくって彼のマンションの窓から街を見ると、いつもの街に戻っていた。
俺を除く皆は翌日学校があるので銘々帰宅した。朝3時くらいやったかな。
昨夜はそんなことがあった。
それに比べ今日の出来事の貧相な事。 当初の予定では洗濯、掃除であったが起床1時でもちろん昼。電話で起きた。電話切って又眠りにつく。再起床4時。はい!1日の殆ど終了。そっから腹が減ったのでカップメン作って喰った。今日はもともと春巻き祭りをする予定で友達ユタカがやってきた。中に詰める具が明らかに不足していたがめんどくさがりの俺は買いに行かずあるもので作る事を強行。結局豚肉、しいたけ、海老、以上。という粗末なもの。せやけどでかさはすごい!!!!!!!!
コードレスホンの耳に当てる部分くらいの太さで長さはその半分くらいの長さ。
揚げる時も一苦労した。食べた時も
かりっ、さくっ
という食感でなく、
かりっ、がぶっ
ってかんじで巨大餃子を喰ってる感じ。 実際そんなもん喰った事ないねんけど。その後ネットでちょろちょろ遊んで、ユタカは帰宅。風呂に入って昨夜中途で電話が切れたためもっぺん家に電話して、相方に電話して今日はおしまい。
夜は眠れない事覚悟なので、薬を使って眠りに入ります。こっちでは余裕でザイミン売ってるし。みたいな。
ほなおやすみ。
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