milukuの日記

2002年03月12日(火) 本当にうれる漫画

本当に(古本屋でですが)売れる漫画というのがあります。TV化しているのは実は本当に売れているとは限りません。なぜなら、そういう漫画は一時的にしかうれてないからです。漫画の値段は在庫をみこして下げます。その下げ時というのが、終わり時です。TV化してるものはTVが終わった時に、連載が雑誌で終了しら、その時に即下げます。なぜかというと、連載が終わると戻り(買取)がたくさんくるからです。特に、TV化などして、部数が大量に出回っていると戻り方も半端じゃありません。最近のを挙げると、「怪盗ジャンヌ」や「快感フレーズ」、「封神演戯」、「金田一」、「GTO」などです。ここら編の前半はみんな5円買取です。
とにかく、半端じゃありません。しかも、値段をさげて、売っても、また大量に戻ってくるという悪循環です。つまり、下げ時を見逃すととんでもない損になるんですね。でも、まあ、おおかれ少なかれ、終わるとみんな戻ってきますから(逆にいえば、戻ってくるだけ売れてるってことですが)

しかし、本当に売れる漫画というのは、連載が終了しても(何年たっても、どれだけそれが市場にでてても)在庫がたまらず、高価買取で高価値段で、でるものです。例をあげると、「ドラゴンボール」、「ダイの大冒険」、「スラムダンク」、少女漫画だと「BANANAFISH」とかですかねー。いまだに買取がくると(値段が高くても)すぐ売れてしまいます。全然たまりません。
うちの店はちかくにショッピングセンターがあるので、小さいお子様がおおいんですが、そういう子達が買ってきます。前半は袋詰めしないので、立ち読みして買っていかれます。あらたな読者世代が買っていきますね。




本当に売れるというか、面白い漫画は需要がつきません。



だから、その漫画の真の評価というのは、終わってからかもしれません。









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