風呂と映画
2008年11月20日(木)






最後に見たのは「フローズン・タイム」


最後なんて言っても

つい一昨日の事なんだけど


その他

「心中天網島」「抱かれる女」「ショートバス」
「ゲシュタポSM収容所」「背徳の貴婦人」

これは

ここ一ヶ月以内に観たモノで


週末は決まってスクリーンで

映画を見る

決め事ではないけれど

映画とホットウーロンと

カレの胸と腕の中で

ゆっくりとした週末を迎える


中でも「セックスと哲学」


流したまま

まだ途中なのに

風呂沸かしてもらって

湯船でゆっくり浸かっている間

上がればもう「エンディング」で


細かな話の流れは

よく分からずに

バスタオルで体をくるみ

カレが出る前までに

ストンと堕ちてしまいそうな

ネグリジェを被る


こうゆう奥の深い内容のモノが好きで

殺風景で

お金もかかってなさそうだけど

二人で見て何かを感じ取れるモノ

というのか

大作を見た後の

感動とはまた違うけど

ゆっくりと時間が流れる気もするから

この手のモノを選んでしまうし

深層心理系は欠かせない



風邪が治らない私に と

吸入器に龍角散に

のど飴を袋いっぱい

そして今年もまたカイロを300枚

おまけに

置きタイプの吸入器じゃ

「いつも使えないから」と

携帯用も買ってくれた


風邪引くと一月はかかるという

体の弱い私を心配して

寝る暇も惜しんで

背中をさすってくれたり

体中を優しく触れてくれる

私が眠れるようになるまで


私が眠らない日は

風呂掃除を始め

湯船にお湯をはって

二人で仲良く浸かる


一週間のうち五日間は

愛し合うから

湯船に浸かって

映画の感想だったり

仕事先での同僚の話だったり


カレの話に

たまに突っ込みを入れると

カレが笑って

私も笑いながら聞いて

そんな私の姿に

またカレは微笑む



「7日のうちの5日」って言ったら

ほぼ毎日愛し合っていて

もう半年過ぎになるんじゃないかな

このペース


私の体はいつからか

改善されてしまったようだけど

元々淡白だったカレの先端は

「ぴりぴり」と悲鳴をあげているのに

いつも通りに愛し合えてる


余りにも「痛々しい」状態に


たまには

「一日くらい部屋で

会わない日を作ってみても」

いいんじゃない ? って

提案もしてみたけれど


「 したい時はしよっ

 にゃんこ可愛がりたいしっ 」ってカレ


痛みですら

止められないんだから


「まあいっか」って



風呂に数える程しか

浸かったことのない

シャワー派のカレが


「 にゃんことのお風呂大好き

 また一緒はいろうねっ 」って


嬉しそうに

耳元のスピーカーが響く


どんなに愛し合って

どんな姿を見られていても

風呂でのタオルは外せないけど



もう外気は冷たく

凍えてしまいそうな程で

一気に体温を奪われそうになり


帰り際

少しだけ寂しくなっていた

巻き戻せば

今年の四月


・・・・だけど


体が温かいと心までも温かく

体温が同じだと

どこかで繋がっている感じもする


愛し合う時と同じような

深いふかい繋がり



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