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暦上での「夏」が 終わろうとしている 去年の今頃は 「ジタバタ」 としてたけど 「夏の終わり」が 愛おしく そして 切ない これは去年に限らず 毎年訪れる気持ち 今年は そんな事すら 忘れそうになってたし 夏よりも もっと「切ない」ものと 「さよなら」 をした もう 二度と「来ない」と言う事には どちらも 変わりはないんだけど こうして 色々と思い返して 見ると 「嘘」の様に 蘇ってくる どうでもいいような 出来事から 細々とした 記憶でさえ まるで 昨日の事のように いつも 記憶は新鮮 もう そこには 居ないのにね 嫌な事ばかりだと 思っていたけど 良い事も沢山あったよ 振り返れば 「戻りたい」と 思う時だって 何度もあったし どうしてるかな ? と 気に掛ける事だって だけど 戻ってしまえば また繰り返し だから 「戻れないように」 したの あなたは きっと 私には 最高に 適した「存在」だったんだろう って そんな事くらい 私が一番 判ってるんだよ でもね ずっと 一緒に居られなかった 「居よう」と 誓った筈なのに 別の 居場所を選んだ 何か その 「何か」に 耐えられなかった 何か 別の私には大きな問題を 抱える事に なっても あなたから 離れようと 決断した でもね 今でも それが どうしてなのか 分からなくなる時は あるんだよ でも 間違ってはない だから 選んだ いい加減に扱って ごめんね 最後まで 嫌味を言い続けて ごめんね あれだけ 嫌だったのに 自然に 「ありがとう」って 言葉が出たけど あれは「嘘」 じゃないよ 最後に 「ありがとう」が 言えて よかった 短い間 だったけど 本当によかった こうして こんな風に 記してると 大好きだった 女性と 別れた直後の 「男心」のようだ 誰もが 羨むような 魅力的な 女性だったけど どこか 居心地が悪くて 嫌気が募り 散々 愚痴を言いまくって 一方的に 別れた筈なのに 何故か未練が 「 じゃあ戻ってみる ? 」 って 言われたら もう新しい女性がいるから無理だよ なんて 実は戻る気 なんて 毛頭ないのに そんな「身勝手」な 男心 明日で 夏が 終わるって しみじみ思うと 今頃 だけど なんだか 切なくなる 八月が過ぎ去っても すぐに 気温は 変わらないのにね 考えれば 思い返す程に 寂しい |
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