「人間」菅井優児
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最愛の人に会いに行く。
工事中の国道22号線の渋滞に気が狂いそうになりながら。
場所がわからずにウロウロしてある建物で聞こうと思ったらそこが目的の場所だった。
最愛の人は普段仕事でしかしてない眼鏡を掛けていた。
最愛の人が泣いた。
俺は全てを受け止めよう。
俺は祈りを捧げる時に、神じゃない誰かの事を思う。
亡き祖父母だ。
俺は割と幸運な人間だ。
悪い考えを振り払うために車のスピードを上げる。
ジンクスを人一倍気にする。
真夜中のドライブの目指す先はまだ来ない夜明け。
俺は君を愛している。
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