「人間」菅井優児
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2004年12月01日(水) 再開

一月近く日記を休んでいました。
人から見れば「サボった」という表現が的確なのでしょうが。

まあいいや。


家の目の前が小学校で、その間を隔てるように金網のフェンスがあります。

その網に絡みつくようにして、細い木の幹が生えていました。

もうそれは途中で切り取られてしまっていて、それ以上育つ事はないのですが。

その幹を良く見ると何か少し違和感を覚えました。

金網が幹の間を通っているのです。細い金属が貫通した状態です。

細い木の幹が成長するに従い、その網を飲み込んでいったのです。

「どうしてその網を避けずに網を飲み込む形で成長していいたのだろう」

そんな事を思いながら、生命力に驚き、しばらく阿呆のように見入っていました。

最近の俺はたいして深くもない喪失感を勝手に膨らませていたのです。

その枯れた木の幹は哀れでもあり、何よりも強く感じました。

木は本能のままに勝手に生えただけですが、俺は確かにそれに何かを教えられたような気がします。

なので強く生きます。少なくとも昨日よりは。


そんな空白の3週間ほどをダイジェストに。

●ウーコさん入院
 足にボルトが入っているので、それを抜く手術を施行。
 2週間ほどで退院の予定だが、一人寝は寂しい…。

●ステレオファの肉田君脱退
 何か少し前の自分を思い出してしまった。俺の場合は一人になったからね。
 少し勝手は違うが、他のメンバーが皆前向きで非常に良かった。
 しかし、食べれないのに大盛りの注文は良くない。

●役満&役満
 週末の夜はおなじみの中国語の勉強会。
 役満「大三元」をロンあがりした翌週、「大三元」をふりこむ。

来週は忘れかけた誕生日がせまっております。
残り少ない20代ライフを満喫したいと思います。

賢島。


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