「人間」菅井優児
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家に帰ると、父が珍しく起きていた。 本日は会社の忘年会があったらしい。
しばらくテレビを眺めてぼんやりしていると母が俺に目はいいのかと聞いてきた。
??何の事やら。
テレビのロゴが見えるか、電源部の字が読めるかとあれこれ聞いてくる。
なんだか訳が分からないでいると視界に見慣れないものが入ってきた。
ビデオデッキの上に小さな箱がありアルファベットでこう書いてある。
「PSP」
…???何ですと????
なぜかそこには現在入手困難なPSPが置いてあった。
言われるまで全然気がつかなかった。
訳も分からずボーッとしている俺。爆笑する家族。
どうやら父が忘年会のビンゴ大会で、特賞を当ててきたらしい。 恐ろしいほどの強運。(元々物欲の無い父は当てる気もさらさらなく賞品も見ていなかったらしい)
何はともあれ一度は諦めかけていたものが手に入った。
やったぜ父ちゃん、すごいぜ父ちゃん、ありがとうありがとう。
早速開封し、電源を立ち上げる。 おう、すばらしく鮮明な画像だねえ。
初期設定をして本日は終了。 久しぶりにビックリさせられた。
お陰で本日「メタルギアソリッド3」を購入した事も忘れてしまった。
さーて…
肝心のソフトがないので、今度買いにいこ。
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