トルコ絶対旅行行く!/オイディプス王

トルコVS韓国
いやあ、どちらのチームも良くやったよ。
今日のMVPはトルコGKルスチュ・レクベル!
自分で交代してくれっていうほど足怪我してる(?)のに、
最後まで韓国の猛攻を守り続けた彼を尊敬します!
後半はゴールを止めるごとに拍手を送っていました(きっと監督も彼はトルコの守備の心の支えみたいなもんだから代えなかったんだろうなあ)。
あと可愛いナンバーワンは17番のイルハン・マンスズ!
今日は2得点も決めました。かわいいー(公式HPの写真も微笑んでいて可愛いよ)。メロメロ。
韓国も最後まであきらめず、ゴールを目指す姿勢もすごい!
ロスタイムで点を入れたときはびびった。
そして審判の人もなんかニヤニヤしてて優しそうで良かったです。

試合後にトルコの選手の皆さんが韓国選手と手を取り合って客席に向かって微笑んでいた時は、
「トルコかっこいい!!」と連発していました。
ホームである韓国に敬意を表したんでしょうかね。
かなり良い国!日本大好きだから戦いにくいと言ってくれたりもしたし、なんか優しい国だなあと思いました(単純?)。
トルコ旅行友達と企画してたんだけど、絶対行くことにします!
ただ、なんでトルコのメダル授与やんなかったのかなあ??
マスコミ偏りすぎだよ。

*今日はかなり衝撃だったので、エイガメモをお休みして(またかよ)
舞台メモにします。
父殺しをし、母と結婚したというかの有名なギリシャ悲劇の一つ
「オイディプス王」
を観てまいりました。
チケットは持ってなかったので、早朝から並んで席をゲット!
幸運なことに、かなり前のS席のど真ん中の席に座ることが出来ました。

感想は
話のあらかたは分かっていたので、どのようにオイディプスが自分の過ちに気づくかということが丁寧に描かれていたと思います。
テーマがものすごいですよね、父を殺してその父の妻である母と結婚して子供をもうけてしまった事実に気づいていない、それが神の予言によって暗示され、自分で父探しの犯人を探して行くうちに自分が追い詰められて行く。
近親相姦と尊属殺だよ・・・・濃い!

最初はなんか野村萬斎さんの狂言っぽいしゃべり方に聞き辛い感じを受けたんですが、なれてくるとこれも味になって良い!最初の自信たっぷりの傲慢な王と、最後の絶望に飲み込まれてしまった時の落差がすごい。目がイってる(笑)。
舞台も前に見た「身毒丸」に比べると相当シンプルで、鏡張りセットの中で人間劇が繰り広げられました。(出演者もかなり少ないと思います。)
だからこそ、演技と演技のせめぎあいみたいなものを強く感じることが出来たと思います。野村さんといい、麻美れいさんといいすばらしかった。
麻美れいさんは出てきた瞬間に気高い妃のオーラがすごく出ていて、その存在感は圧倒的でした。演技の中にも母性と女としての愛情がにじみ出ていて、つい目で追ってしまったくらい。

観客席に出てきて、会話をする事もあったのですが、
間近で聞くと声って大きいですね。
迫力ありすぎ。私の目の前で皆が見ているというのに堂々としているのを見てかなり感動した。全身の筋肉を震わせて声を出す、心をこめて言葉を吐く。演技じゃなくたってこんなことって普段の生活にはないよなあ。すごいパッションであります。

一番感動したのは何故だかカーテンコールの時に、堂々とした萬斎氏とやさしそうな麻美さんの真っ白な衣装を着た姿で出てきた時。泣きそうになった。
衣装といえば衣装もかなりステキでした。
動けばどのように見えるか計算され尽くされていて、王と妃は神々しかった。
東儀秀樹さんの曲も意外なことに上手く調和していたと思います。

映画もいいけど生で演技に触れるのもいいと思いました。

参考サイト

エディプスコンプレックスの語源としても有名ですね。
フロイトは男の息子は父は尊敬しているけど、母へは愛や恋にも似た感情を抱いているために恋敵である父を無意識的に憎むようになるなんてフロイトさんとっぴですよあまりにも(笑)。
軽く言えば男はみんなマザコンだって事ですか・・・・?
娘の場合はどうなるんでしょう。


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ぎゃーサッカーに熱中していたら、バインがポップジャムに出ていることを忘れてた!かろうじて見れたけどビデオ忘れたー!不覚!!!!
あ、そういやラママでのイベントにバインがゲストで出たんですねえ。
あんな狭い空間にバインが!!あのへんの椅子に座っていたんだろうか(想像中)。ぐはーうらやましい。
2002年06月29日(土)

日々ノオト / kica

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