青い春。 |
1週間くらい、さぼってしまいました。 まあ日記なんて続かないもんですからね(笑)! 間があいても続くことが第一だわ。 で、そろそろ復活します。 早速、エイガメモ* 「青い春」
ストーリー 九條、青木、雪男、木村、大田、吉村は屋上で写真をとっていた。 ベランダゲームで新記録を出した九條は学校の伝統で学校を仕切ることになったのだが、そんなことは無意味でどうでもよかったのだ。 詳しくは公式HP参照。 *「青い春」公式サイト (たまに出演者の書き込みとかがあります!)
感想 映画の予告を見たとき、 映像と音楽があまりに合っていたこと、 松田龍平の視線にやられた ってことで気になって仕方ない映画だった。 松本大洋の原作も好きだし。 何より学ランが・・・(オイ)。
で、見た。 もうしびれたよ。 男の子になりてえよ。本当に青い春! かなりの期待通りの作品でした。私的には原作を上回るかも! 監督のスローモーション手法最高。音楽最高。 学校のあれっぷりも最高(笑)。
話のほうは 彼らのおかれている立場とか心の中までではわからないけど、 学校という限られた空間での彼らの生き様(?)が切ないんだよなあ。 そういうものが心に痛い。 なんだか分からない苛立ちから周りを傷つけてしまうこと、どうでもいいやって投げやりになってしまう時期があった人は特にこの映画に何かを感じるかもしれない。
とくに心に残る言葉は青木の 「九條、連れて行ってくれよ」っていう言葉。 かなり私をしびれさせました。予告よりも深く響いた。 あと花田先生って言う先生が出てくるんだけど、この先生と九条のやり取りも好きです。
キャストについては、 青木役の新井浩文くん、最高だよ!新人だなんて思えない。 彼のふてくされた表情とか、いいよ!今後期待したい俳優さんです。 雪男役の高岡蒼佑、かっこいい・・・・。あ、やっぱりモデル。 あと好きなのは木村役の大柴裕介。 甲子園を目指し夢破れた高校球児の役なんですけど、微妙な迫力がすきです。最後の独白のところがいいのです。必見。なんかやるせなくなります。 九條役の松田龍平も視線がとてもいいです。学校のトップにいながら、深い孤独をかかえている、つかみどころのないかんじが良く出ていた。
うーん言葉にならないんだけど、とにかく見て欲しい。 好き嫌い分かれる映画かもしてないけど(暴力シーンとかあるしね)、 「松田龍平にがてー」(こういう人が周りにちらほらいます、残念) とかいってないで見ろ!といいたい。 彼は色気と年齢のバランスが良くなってきている感じがしました。
今年の邦画ナンバーワンです。きっともう一回見に行く。 リリィシュシュとはある意味、好対照な映画かも。 そうそう、リリィシュシュの忍成修吾くんもでていました!
ところで、ここの高校の購買の「さぼうる」って 神保町のさぼうるからとったのかな???どうなんでしょ。
監督・脚本:豊田利晃 キャスト 九條:松田龍平 青木:新井浩文 雪男:高岡蒼佑 木村:大柴裕介 大田:山崎裕太 吉村:忍成修吾 野球部1年生:塚本高史 オバケ:EITA 鈴木:鬼丸 他校の番長:KEE 花園先生:マメ山田
これから「ピンポン」も公開だけど、 とても原作好きだけど(本屋で立ち読みしつつ泣く)。 なぜペコが窪塚なんだよ。でかいよ。なんか納得いかん。 でも見る(笑)。
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2002年07月14日(日)
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