ミステリー

昨日、本上まなみさんを拝みました。
やはり本物は美しい。はかなげ。
意外に芸能人らしくなくてかなり好きになりました。
しゃべり方がね、おっとりしていてよかった。
見ていてにやける自分がいた。

本読んだ。
友人が結構前に勧めてくれたので今更借りてみました。
おそらくミステリでは超有名な「すべてがFになる」って本です。
読みやすい。スルスル読めて面白かった。
設定も完全セキュリティシステムの備わった研究所(窓なし)とか興味深いし、最初の殺人発覚シーンは怖いし(私だけか?)!
「すべてがFになる」という謎の言葉も気になるし。
時にはロマンスもありでしたし、見せ場もきちっとあってエンターテイメント性ありまくりでした。
なんと私には珍しく序盤で犯人と真相をあてました。「あーこんな展開だろうなあ」と思っていたら本当にそうなったので「おお!当った!」とかほくそえんだ。
パソコン言語とかプログラミングとか全然わかんないので、勘が当ったのでしょうなぁ(笑)。
真相を解説するところなどすっきりします。
理系ミステリーとか言われているようですね。
たしかに理系の人じゃないと分らん専門用語が出てきますが、
全然大丈夫です。
私は文系で、かつ論理的思考は出来ない人間ですが、ちゃんと楽しんで読めましたよ。

まあ好みのタイプの本といわれたら違いますけどね。
新青年がすきですからね。

ちなみに殺人発見シーンで一番怖かったのは「病院坂の首括りの家」です。
金田一耕介最後の事件ですな。うなされた。
うなされネタ多すぎ。
2002年11月17日(日)

日々ノオト / kica

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