別れる

今日は電車がなぜか空いていたので、
中央線から見える桜を眺めることができました。

夜は友達と別れた。
実家に帰ってしまうんだそうだ。
今日集まった友達は実はあんまり仲が良いわけではない子もいて、
集まって顔をあわせるのはこれっきりなのかもしれない。
と思うと不思議な感覚がした。
ある子はなんと芸能人になっていて、びっくりもした。
中には凄く好きな友達もいるので、やっぱり話すと楽しい気持ちがした。
人にたくさん囲まれて、酔った私は誰と話しているのか、もう分からなかった。
甘いお菓子が目の前に運ばれてきて、笑いながら食べるみんなの顔が気持ちよかったので、私も嬉しくなった。

あまり話したことのなかった子とメルアド交換をして、
ふとアドレスと見ると、亡くなった子の名前があった。
電話をしたら、でるんじゃないだろうか。と感じるほど彼女の名前は実体を帯びていて、呼べばどこかにいそうなきがした。
今日別れた友達も、距離が離れただけで、なくなった友達ほど離れていないと思ったけれど、やっぱり寂しくて泣いた。
同じ東京にいてもこれっきりの人も居るのかもしれないのに、涙が出るのはやっぱりその友達の印象は私の中では実態を帯びているのだと感じた。

支離滅裂。

2003年04月08日(火)

日々ノオト / kica

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