ネタ帳に使ってみよう。 - 2002年03月06日(水) 注意!この日記は3/7が一番最初です。 カーナとラシュリーのおはなし。 ラシュリーはある国の竜騎士の隊長・レイチェルのコピー。 あるわるい組織が『最強の竜騎士』と名高いレイチェル・G・イシュターを もとにして、より魔力や運動能力、感覚なんかを優れたものに強化したクローン、 もしくはホムンクルス。 水槽で体を作るのに2年、出されてからの訓練が1年くらいで見た目の年齢は12、3。 オリジナルと対決、お約束のように苦しめるんだけど負ける、でも殺されはしなかった。 それどころか、妹として、家族の中に迎えられた。 家族構成はレイチェル、兄のエリク、弟のクロフ。 クロフはラシュリーの見た目と同じくらいの少年で、よくケンカをしたし、遊んだ。 エリクは学校の先生をしながら家事を完璧にこなす、お母さんのようなお兄さんだった。 レイチェルはいつもは王都で働いているから家にはいなかったけど、友達みたいなお姉さんだった。 でも、突然、レイとエリクは死んでしまった。 原因は詳しくは伝えられなかったが、戦死、ということらしい。 帰って来た二人は、既に柩の中で花に囲まれて綺麗になっていた。 葬式が終わって、独りになってしまったと感じるラシュリー。 そんな時、カーナに会った。 三日月の出る墓地の丘で、泣いているときにカーナに声をかけられる。 カーナはアイランと友達になったのに、すぐに敵として戦うことになってしまっていた。 ともに、だいすきなものをうしなってきずついていた。 そんな一人と一匹がなぐさめあうおはなし。 -
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