静かなる零への回帰録...翔人

 

 

紫のアイライナー - 2004年03月17日(水)

通院日です。流石にスッピンでは出られません。
折りしも気分が悪かったのでバスで行くことに。
見ず知らずの方に声をかけられて、「可愛いスカートですねー」と褒められた。
私は別れたときに上手く笑えていただろうか、と後になって思った。


「どうにかしてください」
第一声がそれでも先生も困るよなぁ…って話。
苦しくて、ご飯も食べられないよ。本当に。
だってまだ何も動き出してなくて、どうしようって胸がいっぱいで、
頭の中ぐるぐるで、雁字搦め。自分で自分を雁字搦め。
「君が悪ならば、世の中全部が悪でなくてはならない」
でも先生…私は自分の価値なんて見出せないし、
好きになんてなれそうにありません。
泣いて話す診察のあと、トイレの鏡を見たら、
アイライナーが綺麗に取れていた。


取り敢えず、百万貯めよう。でないと、上京しても、きっと、
身動きが取れなくて挫折するだけだ。


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