私の彼女。
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2002年10月06日(日) 不安。

今日は、午後から直とおもちゃ屋さんに行った。
直は、うれしそうだった。
プラモデルとか模型とか大好きで、目が輝いてた。。。27歳なのに。
なんて・・・かわいい。

でも、私の一言で、私達は一気に落ちた。
直が、やっぱこういうとこ来て子供とか見るとさ、子供欲しくなる?って私に聞いた。
私は、あんまり何も考えず、ほんとに深く考えず、
「うん、そうだね。いつかは欲しくなる時がくるかもね。」
って、言ってしまった。
そして、ハッ!!とした。。。
あわてて、
「もう、それは、本能みたいなもので・・・」
とかフォローしたんだけど、時すでに遅し。。。
直の様子があきらかにおかしくなった。
やばい・・・
こういう発言はものすごく慎重にしてきたのに。
きちんと自分の中ではっきりしている事だけ、言おうって思ってたのに。
言ってしまったことをどうこう言っても言い訳に聞こえるだけだろうなぁ。。。
それに、かえって変な形で自分の気持ちが伝わってしまいそうで、その後、私はそれについて何も言えなかった。
じゃ、言ったことが全く思ってないことで、何も考えず流れで言ってしまっただけのことだったかと言われれば、それは私にも実のところわからない。
だから、否定もできなかったんだ。
心のどこかで、子供を産みたいと思っている自分もいるのかもしれない。
よくわからない・・・

結婚も出産も直とは叶えられない夢。
もう、これはどうしようもないのだ。

直と会うまでの私は、結婚して子供を産んで、家族を作る・・・
それがあたりまえのように描いていた自分の未来予想図だった。
もちろん夢でもあった。

でも、私は、直と会って、直とずっと一緒に生きていくことを自然に、そしてはっきりとした現実として
考えはじめていた。
結婚もできない。子供も産めない。
周りからも祝福されない。
でも、それでも、そんな直と生きていくこれからの人生を考えるのはすごく幸せだった。
その気持ちに全く嘘はない。

直は、自信がなくなった・・・って言った。
期限が見えてしまった気がしたって。。。

すごく悲しかった。

結局、私達はもろいのだ。
ものすごく。

いつでも捨てられる覚悟を持っている。
私達はお互いに、絶対与えてあげられないものがある。
それをどちらかが欲しいと望めば、それが私達の最後になる。
お互い、そう望む相手を追うことはできない。
自分自身も、いつ欲しいと望んでしまうかもしれない。
そんな恐怖と不安にのまれながら、ずっと、一緒にいたいねっておそるおそる、手探りで確認する。
相手の気持ちも、自分の気持ちも。

直、でも私、直と行きていくという決心が、1日1日きちんと固まっていってる気がするの。
生きていきたいと心から思うの。
これは、ものすごくもろいものなのかもしれない。
でも、でも、
こうして、2人で少しづつ自信つけていこうよ。
できるとこまで、前向きに。
2人でがんばろうよ。
きっと、この迷ったり、弱くなったり、あきらめかけたりしている日々も、
きちんと何かにむかって積み上がっていっていると思うの。

ずっと一緒にいたい。
今、私はこの想いを1番大事にする。
強くなりたい。





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