私の彼女。
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2003年03月28日(金) さらけだしてしまうこと。

今、私は家の近くのマンガ喫茶にいる。
家を出てきてしまった。

決して、直のいる空間が苦痛だったとか、直と一緒にいたくなかった訳ではない。
むしろ、一緒にいたかった。
こうしている今も、直がいない事が不安でたまらない。

でも、今は、
一人で、こうして自分の気持ちを文章にして、頭をすっきりさせるべきだと思った。

私は、いつからこんなに素直になれなくなってしまったんだろう。。。
自分で思っている以上に、直に対してかまえてしまう自分がいる。
甘えられない、いつも頑張っている自分がいる。
つまらないプライドで、どんどん覆われていく自分がいる。
直に、負けたくない自分がいる。
否定される事に怯え、必死につくろう自分がいる。

自信がない。

時々、自分には何もない気がして、ものすごく悲しくなる。

これは決して直のせいでないないのだと思う。
確かに、直に、自分のいろいろな事を否定され、それがこたえている。。。
でも、それは、私がもともと打たれ弱いからなんだと思う。

私は、人に注意されたり、指摘されたり、否定されたりする事がものすごく怖い。
だから私も、人には絶対そうしないし、
優しい言葉をたくさんかける。
それは、自分にもそうして欲しいから。
触れないように、見ないように、認めないように、、、
そうやって多くの事を避けてきてしまった気がする。

基本的に、人が苦手なのかもしれない。
本音で、本気で、人にぶつかる事なんて、なかったかもしれない。

でも、誰かにそばにいて欲しい。。。
ただただ、優しく抱きしめて欲しくて。

私は、自分の為に、人を愛するような人間なのかもしれない。

いや、でも、直を愛する自分は。。。
確かに、無条件で存在している。
自分の為ではない。

直といると、自信が持てない事が多い。
自己嫌悪にも、被害妄想にもおちいる。
私の1番避けてきた、苦手タイプで・・・。
いつも、いつも、私を否定し、とことん追い詰める。

それでも、私は、直を愛している。
直に会いたいと思う。
直を愛しく思う自分がいる。

本当は、ずっと求めていたものなんだろうか。。。
よく、わからない。


私は、ただ、また自分を否定される気がして怖かっただけなんだ。
だから、直を否定した。
本当はそんな事、ぜんぜん思っていなかったのに、
直の人間性を否定した。
そうする事でしか、打ち返せない、小さな自分がいた。
自分のダメな所を、認められない自分がいた。

直にひどい事を言ってしまった。

でも、直はきっとわかっているんでしょう。
そんな私を。。。

それが、くやしくもあり、
でも、とてもうれしくもあり。

私は、もっと人に慣れるべきなのかもしれない。
自分の気持ちをきちんと言葉で伝えたり、
人の話を素直に体に入れたり、
自分のダメな所から目をそらさず、人に隠さず、
ありのままの自分で接する事が必要なのかもしれない。

それが、かっこ悪くても、
情けなくても、みっともなくても、
でも、そういう自分もみんな自分なんだと、人にさらけ出せるような、
そんな人になりたい。

歳を重ねた今だからこそ、
綺麗なよろいをつけるのではなく、
はぎとって、素直な自分であり続けたい。

それが、直にとって魅力のない人であったら、
それはそれでしかたない事なのだ。

いさぎよくなりたい。


はぁ。
直に会いたい。
直の胸で眠りたい。。。

直が待っているうちへ、帰ろう。。。


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