千羽鶴
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蝋人形だらけの此処には瞬きは無くて 見開いた目からは黒い涙 明日を恐れて潜り込む
紅い花束をくれた少女は いつの間にやら向こう岸 髑髏の歌う歌声に 呪いをかける黒い天使
空を漂う白い姿に 許しを請うて朽ち果てる 安らげるなら其れでいい
四角い世界の亡骸が 哀れな歌声に呪いをかける 安らげなくとも其れがいい
踊る蝋人形が待ち望むのは 平和じゃない 動かない心を刺激するモノ その為なら血を見る事だって構わない
ビー玉に生えた苔達は唄を歌う 奇跡の星へ 滅びの唄を
mocco
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