│←なぜ、死にたいのか。→│
考えたくもないこと。 元々、アタシの中には、「死」という観念をあまり理解しようとしない部分があって。 多分、それの所為なのでしょう。 死ぬことは、消えることじゃない。 物になること。
もし、卒業までに「死」を迎えてしまったなら、 アタシは卒業式にさえ出れない。
保健室で一時間過ごそうとすると、体温や名前や 書かれてある少しの質問に答える紙を書かなくてはならない。 ベッドで寝たいとか書いてある欄に、その他という()があった。 アタシがその欄に書いた言葉は、
《死なせて下さい》
その言葉を書いて、トイレに行って来ると言い残して。
というわけで、今週は学校へ行けないと思います。 校長先生が母のケータイに電話して、状況を説明する騒ぎだった。
アタシを可愛がってくれて、アタシの病気を治してあげたいと思っている 保健室の先生が、下に立ち塞がったのです。 そうして、担任の先生も少したった後でアタシを見上げました。 アタシが居る校舎の反対側の階段には、先生方が3人ほどこっちを見つめていました。 愉しいドラマを見るみたいだった??
アタシの中の矛盾している気持ち
「死にたい」 「みんなと一緒に卒業したい」
先生、泣かせてごめんなさい。 なぜ死にたいのか、アタシにも判りません。 どんなに解りやすい数学の公式を用いても、判る事は無いのだと思います。 ごめんなさい。§2003年01月22日(水)§ |