│←銀色の針を基にして。Cause, i love you…→│
5月上がりの水曜日は、待合室が 満員電車の中かと間違うくらいに 大盛況だった。 火曜日が休診日のため、いつも水曜日は多いのだと言う。
今日も、もとこたんは可愛かった。 毎日もとこたんに会いに行ったら、私は嫌われてしまいそうな気がする。 今日の診察では、 ミネソタ州の研究室での生活を話してくれた。 話をしているもとこさんは輝いていた。 ある獣医さんが野生で保護した動物を治すために作った 動物の話は印象的だった。 コヨーテや狼の話。 寒くて死に掛けたことも在ったと。
その動物園に、自分の気持ちが辛くて悩んでしまったときには しばしば訪れたと言う。 子供はまだ小さかったから、一緒に行ったりしたそうです。 狼のことも気になったけれど、やはり、自分が一番好きだった動物は、 フクロウだと、もとこたんは言っていました。 動かないように見えて、ある瞬間突然、ぱっと動くところがツボだったようです。 動物園の一角に居る・フクロウの前に座っては、何時間も眺めていたそうです。
もとこたんのおっとりした感じが伝わってくる話でした。 なんとなく、フクロウに似ています。照
子供の友達で林檎園をやっている人が居て 狩猟などもしている人がいて。 「自分の大切なものを持ってきてください」 という先生の課題に、 学校へ豚を連れてくる人もいるという。 信じられなかった……豚が大切なものなのか…! 自然に触れたり、動物に関わったりすることを 私もやってみたいと、 もとこたんの楽しい話を聞いて、思った。
私はもとこたんに、感情移入しすぎているのかもしれない。 大切だと思うこと、イケナイコトだろうか。 私が生きて母の押す車椅子で診察室に行ったときの もとこたんの眼と・声と・暖かい手は忘れられない。 入院して、退院して、私に 元気になって欲しいと願う人の気持ちが ひしひしと伝わってきた。 もとこたんに出逢えてなかったら、私は変われなかっただろう。 彼女の、あの時のあの微笑が忘れられない。
雨に打たれなければ、私は あのまま、 ずるずると・すべてに閉ざされて 自分を愛せずに居ただろう。 でも、元気という言葉に追い詰められずに、自分を締め付けずに 自分の過去も忘れずに、否定せずに、生きていけたらいい。
眠れないのは、今は薬の副作用で 過覚醒しているときなんだと・もとこたんは言った。 だから、もう少し時間が経てばきっと…
もとこたんも、私も。 治療にも前向きなようだ。
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判らない人には、自分を理解してもらおうなんて思わない。 適当に、言葉を濁していけばいい。 そうしなければ、自分が潰れてしまいそうで。
私の気持ちを知ろうとして(止めようとして…?)、 手を一�仞擇辰燭箸いν�達が居た。 その子は、初めてリストカットをした。 とても心の優しい子だ。人の気持ちを理解しようとしてくれる。 聞いたときそう思った。 彼女自身もツライのではないかと思う。 歩けるようになったら・また、話をしたいと思った。
ビィジィエム aiko 木星 リピィト§2003年06月04日(水)§ |