森岡万貴 徒然記 (黒いブログ)
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代々木上原にある素敵なコンサートホール、ムジカーザには、死ぬほど可愛い犬が住んでいて、まずそこで「来て良かった。」と思う森岡万貴。
今日は、ピアニストであり作曲科、山田武彦さんのコンサートに行って来ました。 パーカッションはカヤ。めちゃくちゃ頑張ってました。偉い!
リハーサルから侵入していた森岡万貴。 初めてお逢いしたにも関わらず、山田氏はとてもジェントルマンで、奥様は超絶美しく、ますます「来て良かった。」と思うのでした。
古典から現代まで、クラシックの楽曲を山田武彦流にアレンジして、ピアノで弾きまくる弾きまくる!
一番カッコE〜〜ッ!と思ったのは、メシアンの「トゥーランガリーラ交響曲」の2番目に演奏された楽章。好きです。かっこいいです。
リハ中に発見したんですが、途中で楽譜がプッツリ切れている曲が数曲。 エンディングが、無い。 どうやら、即興するらしい。
本番、私だけが知っている‘楽譜が終わるポイント’がやって来た。ワクワクしながら成り行きを見守っていると、楽譜を離れて即興になった途端、ガゼン生き生きと暴れまくるカヤ! そして押したり退いたり、絶妙なさじ加減で舵をを取り、観客を爆笑の海へいざなう山田氏!すごいすごい!めちゃくちゃ懐が深い! 相手のモチーフにすかさず反応して、漫才コンビみたいな怒濤のインタープレイが展開していきましたとさ。
息ピッタリ。阿、吽。
アプローチはどうであれ、音楽は楽しむもんだと、山田氏のおかげで再確認いたしまして候。 ありがとうございました。
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