森岡万貴 徒然記 (黒いブログ)
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2002年06月18日(火) 自力感動論

ライブが終わって、片付けて、運転して、ビブラフォンをヨタヨタ2階へ運んで、フラフラになって、頂いたお花を花瓶に生けて、、、たら今日になっちゃった。
で、お風呂に入ってリセットして、殆ど寝る間もなく、新国立劇場へ。

今日は、ミュージカル「Pacific Overture」のオーケストラリハーサル。
耳が昨日のライブ用に調節されたままだったので、最初は私だけ音量がデカかったらしく、あわてて自分の中のボリュームレベルを絞る。
全然違った聴き方をしないといけないんだな、とまたも勉強。

ちょうどリハが終わった頃、サッカーの日本戦の試合が終わった。
帰りの新宿駅南口は、サポーター達でごったがえしていて、雨のせいもありなんだかすごいぐちゃぐちゃ状態。惜しくも負けてしまったので、ブルーの人たちの顔はどれも曇っている。
悲しんでいる、と言うよりは、腑に落ちない、といった様子の人が多い。怒っているサポーターもいる。
もみくちゃにされながら並んでいると、こんな声が聞こえてきた。
「ちぇっ、なんだか不完全燃焼だよなぁ、ったく。」

・・・自分の不完全燃焼を人のせいにしてはいけないぞ、青年。
ブルーのユニフォームを着て観戦をしに行けば、なんびとも必ずや物凄い感動を味わえることが保証されている、、、ハズだったのになんだよ期待はハズレだな。、、、みたいに聞こえて、ちょっと疑問を感じた。それは他力本願というものである。

感動は自分でつくりだすものなのにね。


maki morioka |HomePage

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