森岡万貴 徒然記 (黒いブログ)
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江ノ島に行く暇は無かったので、やはりプロパー(略:プロフェッショナル・パーカッション・・・我々はこう呼ぶ。)で怪しげな楽器(みたいな物)たちをハチに積んで、またしても青梅街道をひた走る。
今日は、NHK BS「美しき日本 百の風景」のレコーディング。 山口県秋吉台の鍾乳洞の映像につける音楽を創ります。
テーマは
水
みず、、かぁ。。。 秋吉台に行ったことは、、ん〜と、確か、、無い。(あるのかも知れんが、憶えていない) のですが、普段「月」と「水」からインスピレーションを沢山もらっている森岡万貴には、ピッタリのお題ではあります。
番組タイトル「神秘 水の造形」
ふむふむ。神秘の水ね、いいぞいいぞ♪ 存在自体がかなり神秘的な楽器たちをチョイスしてきたし、、、
イメージをムクムクと膨らませていると、プロデューサーさんに釘を刺されました。 「あんまり‘怪しげ’にならないように、お願いね♪」
・・・はい、肝に銘じておきまふ。
新宿の大ガード下で、プチ渋滞。 ちょうどお昼どきだったので、ランチに向かうOLさんが次から次へと横断歩道を渡っていく。 手には、可愛らしいお財布や、お洒落なハンドバック。
一方アチキの車には、、、 ・前回に引き続きヒョウタンぶ〜らぶらバラフォン ・陶器の白い壺(中は異臭がする) ・巨大なレインスティック ・動物の骨がいっぱい吊ってあるウィンドチャイム ・「くらしき」と書かれた竹がいっぱい吊ってある‘お土産’ ・貝のネックレス(←これは本当にお土産) ・カリンバ、、、etc... ・・・・気のせいではなく、まぎれもなく、 アイテムがどれもこれも 怪 し い (涙)。。。
何かの儀式でも始まりそうな、、、
いや、神秘的なのだ、ただ、神秘的なのだアチキの持ち物はッ!!
と、自分を励まして運転し、スタジオに到着。
あ れ ?
いつも目印にしている、スタジオ1Fのラーメン屋が、今日から居酒屋に変身していた。 この辺りの店舗の生き残り競争は、とても激しい。 オープンしたての居酒屋の看板には、
「ランチサービス(3時まで) スパイシーな牛スジ煮込みカレー ¥590」
と書いてある。 めちゃくちゃソソラレルー☆!!
居酒屋のランチって、アタリ(安くて旨い)が多いからなぁ。。 気になる。。。牛スジカレー。。。。 でも3時までには仕事終わんないだろうなぁ。。
牛スジカレー惑星の引力に吸い込まれそうになりながらも、なんとか我慢して、怪し、、いや、神秘的な楽器たちを搬入する。 スタジオに入ると、やはり皆さん「牛スジカレー」のことが気になっていたようで、スタジオ内の話題を独占!(私が騒いでいたからだけど。) NHKプロデューサーのTさんも、かなり興味を惹かれているご様子。 セッティングが終わる頃、某シンセ先生も到着。やはり牛スジカレーをチェックしていたようである。
レコーディングスタート。 えーと、なになに、神秘の牛スジカレー、、 じゃなかった、神秘の水、ね。 よし。
シンセ先生が弾いたPAD系のベースサウンドの上に、 ↓ アチキが巨大なレインスティックを乗せる。(こうやって書くと、ほんとに乗せてるみたい)(音を、です。) ↓ その上に、白い壺を乗せる。(中が臭い) ↓ ↓プレイバック中;ちょっとバチバチ平手打ちしすぎかなぁ。。 ↓ もうちょっとソフトな感じでインプロしてみる(臭い) ↓ ↓このテイク採用。 ↓ その上に、バラフォンを乗せる。 ↓ ↓プレイバック中;ちょっとイメージがトンガリすぎかなぁ。。 ↓ もっとユル〜いヌル〜い感じでアドリブしてみる。怪しくなりすぎない、怪しくなりすぎないようにっと、、、 ↓ ↓プレイバック中;これはありでしょ♪ ↓ その上に、 ・動物の骨がいっぱい吊ってあるウィンドチャイム ・「くらしき」と書かれた竹がいっぱい吊ってある‘お土産’ ・貝のネックレス(←これは本当にお土産) をスパイスとして効かせる。 ↓ ↓プレイバック中;うんうん♪ ↓ 出来上がり♪ ・・・なんだかこの作業って、、、
カレー作ってるみたい(←まだ引きずっている)
【ここで一句】
「音楽は、 料理に似ている 牛スジカレー」
空腹のまま、2パターン目のレコーディングに突入。
今度は、アチキがカリンバ(アフリカ産・親指ピアノ)のアルペジオでベースサウンドを作る。 ↓ アチキの腹の虫の声までレコーディングされる。
ーーーーーーーー(中断:買出し)(TさんEさん、ごめんなさい)ーーーーーーー ↑ (R:変な所で略さないようにね。)
麦茶とクラッカーでなんとか腹の虫を宥めて、もう一度カリンバを弾く ↓ ↓プレイバック中;シズル(わざとノイズ音が出るようにしてあるのです)がちょっとうるさいなぁ。。 ↓ セロテープでシズル(←おおたかさんじゃありませんよ)をミュートして、何度かチャレンジ ↓ ↓アチキの親指がひび割れる。(痛い) ↓ 我慢! ↓ ↓OKテイク! ↓ その上に、白い壺を乗せる。(中がまだ臭い) ↓ ↓プレイバック中;だんだん壺の扱いに慣れてきて、良き感じ♪(でも臭い)(←それにも慣れた) ↓ その上に、バラフォンでアドリブしてみる。怪しくなりすぎない、怪しくなりすぎないようにっと、、、 ↓ ↓プレイバック中;ピッチが全然違うので、かなり‘ありえない’ことになっている。 ↓ 気持ち悪いので、バラフォンは却下。 ↓ 気を取り直して、 ・動物の骨がいっぱい吊ってあるウィンドチャイム ・「くらしき」と書かれた竹がいっぱい吊ってある‘お土産’ ・貝のネックレス で、キラキラシャラシャラ感をプラス☆ ↓ その上に、シンセ先生がPAD系サウンドを乗せる ↓ ↓プレイバック中;おー、素敵素敵! ↓ 2品目、出来上がり♪
無事、2パターンのレコーディング終了! 今、何時っ!?☆ ・・・とっくに3時は過ぎておりました。。。
牛スジカレー・・・・・
を食べ損なう。 そうだ!明日も別のレコーディングでここに来るから、少し早めに来て食べよう!そうしよう!! NHKプロデューサーTさんと固く誓い合ったのでした。 わーい♪ウキウキ♪
さ、彼らを、お家に帰してあげなくちゃ。 怪し、、いや、神秘的な楽器たちをハチに積んで、呪文を唱えながらアフター5の新宿大ガード下で信号待ち。
神秘的なのだ、ただ、神秘的なのだアチキの持ち物は・・・・(ブツブツ)
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