森岡万貴 徒然記 (黒いブログ)
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今日はオーケストラの本番。 現代曲6曲。 好き嫌い、はさておき、コンサート自体が少々長い。
しかも、なんだかしら舞台がとっても
暑い・・・。
いや、 熱い
といってもよいのでは。 エアコンのトラブル?
この状態で集中力を持続させるのは、けっこうな試練です。
オケのみなさん、干物に大変身。
アチキの出番は、2曲目から。 「むっ」としたビニルハウス気候の舞台に上がって、セッティングを済ませ、椅子に座ろうとすると、、、
ぶ〜〜〜〜〜ん♪
は?「ぶ〜〜〜ん♪」って今の音、何!?
ぶ〜〜〜〜〜ん♪
よく見ると、なんと、舞台上に、巨大な‘蚊’が!
まじすか!? こんなのと水面下の攻防を繰り広げながら本番をやるなんて絶対、ずえったい、イヤだ!!!
曲がスタートする前に、なんとしてもやっつけたい×100!!!!!! (解説:さすがに曲が始まってしまってからは、シ〜ンとした曲の途中に「パチン!」なんてとても出来ないので、ヤツに血を吸われていても、それを見ながら涼しい顔をして耐えなけりゃいけないのだ!)
チューニング始まりそう
やばい。時間がない。 1発で仕留めなければ!
チャンスは1度きり。集中して・・・・
ブワチッッ!!!!
アチキ、間もなく曲が始まろうとする舞台上で、ひとり、勝利の満面の微笑み(←とても不自然)
良かったぁぁ、これで曲に集中でき、、、、、ん?
手のひらをみると。
血だらけ
ヒーーーーーーーーーーーーッ 誰の血!?誰の血!?コレ〜〜〜!?!?!
この蚊、すんごい勢いで食事をした直後だったらしく、アチキの右手のひらには、死亡した蚊とともに大量の血がベッタリ。
ぬえぇぇぇぇぇ〜〜キモチワルイ〜〜〜〜〜(涙)
アチキの体に痒いところはないので、アチキ‘以外の誰か’の血液であることのみ、認定。
のわぁぁぁ〜〜〜誰の血やねん〜〜〜〜〜(涙)
曲スタート
うひ〜〜〜〜キモチワルイよ〜〜〜(涙)
壮麗に見えるオーヶストラの舞台の上で、今日もこんな小さなドラマが繰り広げられていることを、客席の貴方は知らない。。。
手、洗いたい〜〜〜〜〜〜〜〜〜(涙)
曲進行中
「誰かの」血を巡る妄想
をどこまでも膨らませながら、ポーカーフェイスで演奏終了。
・・・後、涙のダッシュ!!!!!!!!
アライグマに変身。 アライグマに変身。 アライグマに変身。 アライグマに〜〜〜涙(分かった分かった)
休憩を挟んで、次のアチキの出番は、ガムラン協奏曲。 エアコン、不能。 ますます亜熱帯気候の舞台に上がると、背後から漂う、何やら癒し系の香り。。。 豪華☆ジャワガムラン楽器1式!、が、アチキの背後の雛壇にセットされてるんですが、どうやらそのあたりでお香を焚いているらしい。
そのガムランの前に、なぜか《銀のお盆に乗った果物》が置いてある。
アチキ 「????????」 ガムラン奏者 「お供えものです。」 アチキ 「はぁ。」
いいのだいいのだ、現代曲の演奏会は、往々にして、何をやってもイイことになっているのだ。消防法に引っかからなければ。
椅子に座ると、アチキのちょうど目線に、その「お供え物」が。 新鮮なバナナ、洋梨、巨峰、、、(本物です) いい匂い。。。
アチキ(・・・・・・たっ、、食べたい・・・)
本番前、食堂がやってなくてカロリーメイトしか食べていないのよ。 しかし(何に供えているのかは不明だけど)この「お供え物」に手を付けようものなら、それこそジャワの(熱そうな)神様のバチが当たるに違いない。。。がまんがまん。。。
そうこうしているうちに、曲スタート。 この曲、とっても長い。 でもアチキが音を出すところは少なくて、100小節くらいの休みを数えなければいけない。
癒し系のお香と果物の香りに誘われて、スイマーが平泳ぎでやってくる。
スイマーと水面下の攻防。 アチキの集中力がなんとか競り勝ち、無事、曲終了。
カーテンコール。 演奏が成功してとっても嬉しそうなフィリピンの作曲者が、サンサンと陽が照るような満面の笑みで舞台に上がる。 「ドス・サントス氏」。名前からして、なんだか陽気このうえ無し!! 舞台上、ますます熱帯気候加速。 彼は、あの果物を、この後どうするんだろう。。。
とまあ、これはほんの一旦を垣間見ただけですが、壮麗に見えるオーヶストラの舞台の上で、今日もプレイヤー1人1人のこんな小さなドラマが繰り広げられていることを、客席の貴方は知らない。。。
(実話です。)
なんか、こういうミュージカル、あったような、、、(笑)
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