森岡万貴 徒然記 (黒いブログ)
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古都・奈良には、皆さんご存知の通り、古いお寺が、それこそいたる所に沢山あります。 その辺を歩いていても、お寺や城跡や遺跡なんかがごくフツ〜に存在していて、今でこそ立ち止まって手を合わせたりしますが、万貴小さき頃は、その歴史の深さや重みを感じるには「あまりに身近にありすぎて」、そこで走り回ったり鬼ごっごしたり、、、してたなぁ。
そうやって昔から慣れ親しんできたせいか、森岡万貴は日本の古寺や宗教美術が大好きなのです。
そんなアチキが、ぜひとも実現させたい夢の1つ、
『寺ライブ』!!
規模の大きなものから小さなものまで、全国的にも頻繁に行われていますよね。 私も奈良か京都のお寺で、やりたいんですよ、ぜひとも。
そんな森岡万貴、満月の今宵フラフラと、奈良市・新薬師寺に行ってきました。 毎月、満月の夜にこのお寺で行われているという、奉納ライブを観るためです。 出演は、もう4年も奉納演奏を続けていらっしゃる、『沙弥音』というギターと尺八とフレームドラムのユニット。
趣のある古い境内の前にコンパクトなPAシステムと、煌煌と燃える焚き木。 雲に見え隠れする満月に見守られながら、1時間の野外ライブが行われました。
実はニュースにもなりましたが、新薬師寺は不運の火災に見まわれたばかりで、大お母様が亡くなられたそうなのです。
今夜のライブは、4年間の野外ライブをずっと応援していらした、その大お母様の追悼ライブとなりました。
静寂。 奈良の夜山に響く尺八の音。 時に激しいロック調の曲。 ラストの曲では、黒い衣装で男泣きに泣きながら唄うメンバーの方の思いが伝わってきて、なんだか
わたしも涙が止まりませんでした。
ライブを観て泣いたのは久しぶりだったような気がする。 今日、来て良かった。
唄うこと、ライブをすること、それを続けること、何かを表現すること、伝えること。 なんのために?
届けること、贈ること。
帰りの坂道を下りながら、月を見上げていろいろ想っていました。
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