オレンヂデイズ

今朝日記を読みなおしたとき『こんな日記誰が読むんだ』と思っちゃったりなんかしたりしましたが気にせず続きをダラダラ綴ってみましょう。これまでの粗筋は昨日の日記にて。


私とMドリ嬢はMY両親の度重なる妨害にもめげず電話を続けます。
しかし脇でぎゃんぎゃん喚かれたまま話すのも大変。
私は父寝室→MY寝室→居間→洗面所→またMY寝室と追われ、ついには縁側で話す羽目になりました。
夜です。初夏です。上シャツいっちょで下プリーツスカートです。
寒いっつの。
それでも彼女をおしゃべりに引きずり込む私。
その時私の耳に不吉な音が飛び込みました。

『カチン』

振り向くと、先ほどまで開けっ放しだった障子(家の縁側は障子の外は網戸、ガラス戸、雨戸の順)が閉められています。
雨戸を少しずらしガラス戸に手をかけると、
開かない。
もう一度ガラス戸を目いっぱい引きます。
やっぱり開かない。

……
………

閉め出されてしまいました。
MY母は御立腹のようです。
しかし千原タケル16歳、こんな事で落ち込むタマでもありません。
トリアエズ蚊避けに短くしていたスカートを元に戻し、もうかなり夜も更けたので、名残惜しくもMドリ嬢との通信を切ります。
次の行動は一瞬にして決定されました。
『散歩しようv』
子機を握りしめたまま私は夜の団地へと繰り出しました。

さすがあまり都会化していない地域だけあって星もナカナカの物です。
フラフラと歩きつつ天体観測。
星座名はぱっとじゃ判りませんが、眺めているだけでも楽しい楽しい。
その辺を一周したところでさすがに深夜女の一人歩きはヤバいんじゃないかと思いはじめ、イソイソと帰宅しました。

その後、何とか中に入れてもらい台所で足を洗って就寝。
かくして、千原タケル16歳･真夜中の小冒険は幕を閉じました。
翌朝寝坊しましたとさ。チャンチャン★


ところでMドリ嬢からこんな話を聞きました。
「猪里先輩、博多出身じゃなくって、絶対『博多弁を無理して喋ってる北九州人』だよー！」
彼女曰く「〜っちゃ」という語尾は博多弁にはなく、北九州の方が使うものだそうです。
…そうなんだ…一つ勉強になりまひた。
…そういえば彼女に北九州弁を習うのを忘れました。
Mドリちゃん、今度宜しく♪あとネタにしちゃってすみません。後におわびを…(土器土器)