青春の思ひで。

DiaryINDEXpastwill
前略プロフィールゲストブック永久少女天然色夢絵巻kitchen & closetMAIL


2001年11月09日(金) 彼と彼女のその後。

命がけで「さよなら」を言った彼女。
命がけでそれを受け止めてしまった彼。

そのふたりがその後どうなったかと言うと。


彼は命がけで彼女を取り戻したようです。


彼は尊敬する男友達です。
彼はいつも謙遜してあたしを過大評価して「君と話していると、自分は馬鹿だと考えるよ」と言いますが。
彼を「ばか」だなんて思ったことは「彼女」について以外はありません。
とんでもないですよ、あたしの尊敬するひと。

彼女がね、「さよなら」を言った後もすごく気にしてたの、彼のことを。
「彼は弱いから……」
「弱いところを人に見せるのを嫌がる人だから……」
「たぶん誰にも相談できなくて苦しい思いをしていると思う」
「……心配だよ」

ねぇ、少しあたしに話してくれたよね。
うれしかったよ。
だから、あたしも貴方に言うことができたよ。

「弱さを見せる強さを持って欲しい。彼女が言ってました。今がそのときだとあたしは思います」

やっぱり彼は強い人でした。
ほんとうに失いたくないものをプライドを捨てて守れる人でした。

えらそうなこと言ってごめんね。
あたしのほうこそ、プライドを捨てる強さを持っていない。

ねえ。
あたしも頑張るよ。
貴方があたしを誇ってくれる。
なら、その誇りに恥じないように。
あたしも頑張る。

ありがとう。

彼女を取り戻してくれてありがとう。

あたしに気付かせてくれてありがとう。


天上旋律 |前略プロフィールゲストブック永久少女天然色夢絵巻kitchen & closetMAIL

My追加