酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
DiaryINDEXpastwill


2002年11月23日(土) マジシャン

 天才詐欺師が、マジックにおけるトリックを利用するとどうなるのか。
 頭脳が飛びぬけていい人間が、犯罪を犯すとなると手がつけられない。そうなると、毒をもって毒を制す、その頭脳以上の持ち主をぶつけるしかありません。
 天才詐欺師と、その天才詐欺師をやりこめる人間関係が明かされるとき、いろんな意味で哀しくなります。うーん、エンターテイメントとしては、とってもおもしろいんだけどな。

『マジシャン』 2002.10.10. 松岡圭祐 小学館



酔子へろり |酔陽亭酔客BAR
enpitu