酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2006年04月26日(水) 『相続人』 保科昌彦

 スポーツ記者の牧野は母校のアメフト試合に取材へ行き、他社の美人記者と知り合う。北川沙織と言う女性の魅力に妻が妊娠中の牧野は心揺らぐが相手にされず、北川は試合終了後のアメフト選手と親しげに会話をしていた。その夜、北川が話していた選手が不審な事故死。その後、次々と選手達が事故死して行く。不審な事故の背後に北川沙織の存在を感知した牧野は独自の取材をはじめるのだが、それは恐怖への入り口だった・・・!?

 これはなんと言うかヘビィなホラーサスペンスでありました。本当に怖いのは人間だと改めて思わさられたと言いますか。うーん。罪を相続してしまうと言う構図は理不尽だろうなぁ。牧野は兄が事故死していて事件を調べるうちに北川沙織と言う死んだはずの女性に魅入られてしまう・・・ように見えた裏にあったもの、これがサプライズ。『リング』に通じる落ちと言えるかなナンテ思いました。しかし、アメフトってなじみがないケレドモ、おもしろそうだーv

 真実は口当たりがいいものとは限らない。

『相続人』 2003.11.10. 保科昌彦 角川ホラー文庫



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