酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2006年12月04日(月) DVD『マインドハンター』

 FBIの心理分析官を目指すFBI訓練生たちが最終試験に孤島へ飛ばされる。その島で連続殺人犯のプロファイリングをして犯人の正体にたどり着けば憧れのエリートになれる! 7人の卵たちと特別参加してきた刑事だったが、いきなり罠に陥り一人が死んだ・・・。そしてまた一人、また一人・・・次々と仕掛けられた罠に嵌り死んでいく。いったい犯人は誰なのか。この孤島にいるのは私たちだけなのに・・・!?

 うふふ。面白かったです(満足)。優秀な人材が孤島で疑心暗鬼。もう誰も信じられない。となるとサバイバルゲームに発展するのですね。どんなにずば抜けた頭脳でも美貌でもプライドでも恐怖と疑心暗鬼の前で己の全てをさらけ出してしまうのですよ。これはもう心理ホラーとも言えますねー(にっこにこ)。私の好きな俳優さんが出演していて、いきなり殺されてしまって吃驚して笑ってしまいました。主役クラスの方なので、これは一筋縄ではいかないぞ、と。気分を引き締め直して観たことでありました。末はエリート心理分析官たちの弱点や性格を知りぬいた罠(トラップ)の数々は興味深いものでありました。ただ単に殺せばいいってもんじゃないこだわりがあって、殺人犯の異常な執念と頭脳の高さがクッキリ。そう言う点で言えば、犯人が一番優秀だし、誰よりも心理分析官にふさわしいこともまたホラーなのでありますよ。最期に残るのは誰か?も意外性があり、なかなかなのでした。自分の好みを全面に押し出すのであれば・・・もっと違うエンディングが良かったのですケレドモね。うふ。うふふふふ。



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