極タマ語
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狂気じゃないのよ、狂喜。 頭に血が上りやすいのでついつい只の狂喜になってしまう。 勿論、周囲へ個人的な幸せの押し売りもしてしまう。
表面上は努めて冷静に、心の中では狂喜乱舞。 そんな人にちょっとなってみたい。 この場合は「なる」というより「演じる」の方が正しいか。 計算した上での性格なので、あざとい事この上なし。
実際に居たら嫌味なヤツなんだろうが、そこを何とか克服してみたい。 何とか、って何だ。
淡々としているのに面白いテキストを読むと羨望の眼差しを向けつつもテクニックを盗みたくなる。 盗んだ時点で面白くなくなるのは百も承知なので、しないけれど。 テクニックだけ盗んでもね、素材が良くなければ美味しくないのは当然。 そういえば、この思いはテキストに限らず性格に対しても共通している。
それにしても、この齢で姦しいだけではねえ。
テンションの高さで目を見張られるのではなく、洩らした一言がヒトのココロを摑んで離さない。 多くの言葉を連射する訳ではなく、こぼれた言葉に深く相槌を打たされる。 今は何故か静かなるドンに惹かれてしまう。 でもオモロイ人がええんだがな、基本的には。
これも自分の中での流行り・廃りに間違いないんだが。 摑んでみたい。 掴まれたい。
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