絵童飛鳥のエッセイ
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ツナマヨネーズ
僕は、宝石を見つけた。 僕はその宝石を磨いた。 頑張って、頑張って磨いた。 その宝石は、眩しいくらいに輝きだした。 でも、その輝きは、そう長くは続かなかった。
半年が過ぎた。
僕はその宝石を大切に手の中に 持っていすぎたのかなぁ。 その宝石は、僕の手垢で汚れた。
もう一度磨こうと思うけど、 自分でつけた汚れは、磨いても取れないみたいだ…。
でも、僕は、その宝石が好きだから、 もう一度輝いて欲しいから 僕は、宝石を手放すことに決めた。
だから、僕は宝石に言った。 「絶対に別の人に磨いて貰うんだぞ」
そう言って、僕は宝石を宝石箱に入れて、 宝石を拾ったところに戻した。
僕は、光り輝く宝石を見たいんだ。 其れだけなんだ。 僕の元では、もう輝かないから、 誰かに渡すんだ。 そう、宝石の光が見たいから…。
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