2005年03月19日(土) |
死んだ後、私の知る範囲。 |
死んだ後について、触れた日記・・・。
死んだって心は魂は、決して救われない… 自殺…はたぶん、もっと救われない… 私の祖母は、毎日「おつとめ」としてお経をあげ、 その最中に「口寄せ」や「口移し」を行う。 行うというか、勝手になっちゃうのがほとんど… 意図的に行うときもあるんだけど、 「口移し」っていうのは、主に神仏と呼ばれてる者… そういう者のお告げ、注意、警告を口に… 「口寄せ」は…背地名はいらないよね…(苦笑) そうなっている最中は声が変わるからわかる。 男の人、女の人、大体の年齢…大体がね… 死んだ人たちが縋ってくる…遠い祖先、血縁者… それだけじゃない…知らない赤の他人まで… 赤の他人の説きは大体がどうしようもない場合が多くて… 悪いけれど私では力になれません…って…
色んな人たちがいて、それぞれ違うけど、 たぶん、死ぬ前よりずっと苦しい思いを… ずっと悲しい思いをしてるんじゃないかな… だから、苦しくてどうにか助けて欲しくて… 少なからず存在に気付いてくれるような… 助けてもらえるかもしれない… そんな術を持つ人達の所に縋ってくるんじゃないかな… だって、見えも聞こえもしない人に幾ら叫んでも… いつしか、人に障る存在になってしまうかもしれない… たたる存在になってしまうかもしれない… 悪いモノに毒されて…くっ付かれて… 大切な人さえも…取り憑き、殺そうとするかも… 悲しいから苦しいから…寂しいから、仲間を…
私の見てきた、聞いてきたお話…
祖母が私に話してくれたのは、 神仏の世界があって、人は輪廻転生を繰り返すと… ただ、人だから人ではなくて、人でも畜生に… 畜生から人に…なんて話も聞かされている…
正直、私にはわからない…未練なく殺人犯が死んだら? …所謂天国に逝くのか? …そんなのおかしくない? そう思うから…そんなのおかしすぎる… だけど、地獄の話は…聞いたこと…あったかな?…
地獄は案外…「此の世」なのかもしれない… どこにもいけない、苦しみや色んなモノからも解放されず、 ずっとそのままさ迷ったり、縛られたり… そして、たぶん…じゃなくて、きっと、 私も君も、死んだらさ迷うよ…何か内に孕んだまま…
Y君…お葬式行ったことある?… もし、そのお葬式のとき、皆が泣いてるのを… 少し離れたところから、ポツンと…ポツン、と… なんともいえない表情で見てる、遺影の人がいたら… 君はどう思うのだろうね…その人は何を思ってるのだろうね…
…私の知ってる話や出来るのはこれくらいかな… いま思い出せる範囲で、書き出してみたけど…
道は、譲らなければならないの? ともに歩めないの? 先にすすんではいけないの? 進んでもらってはいけないの?
何の事情も知らない私には、口出しはしちゃいけないね…(苦笑) …共に傷を負っても、手放してしまう必要があるときもあるよ…
…君はどう思うだろう…この足りない情報で…ね… 私にわかるのはこの程度…皆が死んだら…どうなるんだろうね…
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