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もくじきのうつぎの日社会の窓

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2006年03月21日(火) ライブ三昧

12日。
林矢子@池ノ上ボブテイル
自分の中でずっと苦手だった『空を越えて』が形になったと思う。
でも、まずまずじゃダメなんだ。
曲の良し悪しよりも、自分のテンションが低かった。
『胡蝶と夢』の弾き語りを隣で聴いていて
またいい唄に出会えたなぁと感じる。

16日。
NOWHERE@下北沢Que
塚本晃がソロ名義を捨て、NOWHEREとしてのデビューライブ。
いつもと何ら変わりのない3人だけど、どこか嬉しそうにも見えた。
長い間、一緒に暮らして来たふたりが結婚したような
そんな感じだろうか。
同じコード展開の中で『名もなき花』から『終わるまで始まり』の流れが
すばらしく、自分がいるその場所を忘れてしまう。
そのどこでもない場所が彼らの音楽なんだろう。
ライブ後、SEで流れていた『希望』という新曲を聴いただけで
今度出るアルバムのよさが充分伝わってきた。

17日。
すかんち@渋谷AX
一度、解散したバンドのライブなんて観たくない!
なんて思いつつも、きちんと先行予約でチケットを買ってしまった…。
全体的にポップで明るいすかんちといった1st、2ndあたりの選曲が多かった。
もっと彼らが持っている暗く切ない曲とかも聴きたかったけど
お祭り的なライブにそれは期待しすぎだったかも。
キーボードのドクター田中は藤井隆のマシュー南にそっくりで
もしや藤井隆のルーツなのか?とライブ中考えていたら
ローリーも同じようなことを言っていた。
10年後にまた観たい。

19日。
林矢子@文化学院講堂
ここ最近の中のライブで一番緊張し、一番心地がよかった。
大勢のお客さんが聴いてくれたのもそのひとつだと思う。
リハーサルをしている時から、演奏自体が気持ちよく
この講堂がなくなってしまうことを本当に惜しんだ。
何より、この企画をした熊澤段くんの行動力、計画性には脱帽。
彼は「趣味だから」と言ってはいたけど、誰にでもできるものじゃあない。
イベントは観るのも演るのも結構ダラダラとしてしまって
前から好きでなかったのだけど、これならいくらでも出たい。
お客さんも同士も久々の友だちと逢ったり、同窓会的な懐かしさはあっただろうけど
身内ウケな所はひとつもなく、学校とは無関係な人が観てもいいライブだったと思う。
現に僕がそのひとり。
この学校に通っていれば自分の何か変わっていたのかもと
嫉妬をさせてくれるようなすてきな学校での一日だった。



この日一番の嘆きは僕のすそからステテコが見えていたこと…。


臨月 エイジ |お便り気付かない細道へ向かえ旧ぐっどないみゅうじっく

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