ぐっどないとみゅうじっく
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「私は、人生の岐路に立った時、いつも困難なほうの道を選んできた」(岡本太郎)
と、この日記を読んで考えることひとつ。 僕は岐路というか、いつ何時においても楽な道ばかりを選んできた。 自分がいかに動かずに、いかにエネルギーを消費せずに出来るか。 そしてそれがどれだけ想像内で円滑に進むか。 どんな仕草のひとつのにもそんなことが頭をよぎっていた。
ただ、近道を選んだはずが遠回りになり 結果、困難なほうの道ばかりを選んできた。 と言うのは虫が良すぎる話だろう。
頑張ったことなど、無い。 皆無だ。 そう思えばいままでしてきた失敗も帳消しに出来る。 そんなことを考え始めたのはいつのことだったろう。 幼少の頃かもしれない。
困難云々の話ではないけれど 右手で取れるものをわざと左手で取ったほうが 美しく色っぽく見えるという。 その美しさは瞬間だ。 瞬間を持続させるには美しさは要らない。
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