残すところひとつ。 忠犬くんとあみちゃんと3人で遊ぶ約束。
ブラジル料理のお店へ行く。 あみちゃんは日中用事があって待ち合わせは夜8時。 せっかくの休みなのに家を出るには遅すぎる。
くるりと忠犬くんは、フレンチのとき時間がなくて 行けなかったアロマのお店へ行くことにしていた。
ところが、あみちゃんの用事が予定より早く終わることがわかって あみちゃんにもアロマのお店へ行こうって誘った。 その旨、忠犬くんに伝えたら・・・
【え~ くるりさんと少しの時間だけデートを楽しみにしてたのに。 めっちゃ残念です。(T^T)】
それってあみちゃんに失礼やん。
そんなにいうなら…忠犬くんはPCに詳しいので、 もう少し早い時間に待ち合わせをして 欲しかった周辺機器を買いに行くのに付き合ってもらった。
商品はすぐに見つかり、 そのお店は無料会員になったら5%安くなるらしくて…
くるりがレジで名前とか住所とか書いてる間に、 忠犬くんがお金を払おうとする。
「いいよー!自分で払うから!」
何でそんななの? そのうちタカラレるよ?(私に)
その後、まだ時間があるのでお茶した。 香織さんは凄い人やねって話で投合して…
くるり 「私も香織さんみたいな性格になりたいなぁって思うけど無理やね。」
忠犬くん 「そんなことないです。なりたいって思った性格に努力でなれますよ。」
くるり 「だったら忠犬くんは、男らしくなってとか頼りがいのある男になってって 言われたら努力でなれるの?持って生まれた性格は変えられないでしょ。」 忠犬くん 「でも僕は彼女にこういうところを直してほしいとか言われたら 気をつけたりしますよ?」 くるり 「へ~そしたら私が必要以上に褒めるのやめてって言ったら?」
忠犬くん 「えっそれは・・・」
くるり 「たまに言われるなら嬉しいけど言われすぎると恥ずかしいから。(ウザイから。)」
忠犬くん 「言いたいから言うんですけど…。」
くるり 「さっき変えられるって言ったやん。男に二言はないよね!」
忠犬くん 「でも気持ちまでは変えられませんよ! くるりさんを好きって気持ちは変えられませんよ!」
うぎゃー
よくもそんな恥ずかしいセリフを涼しい顔で。 くるりとは全く違う生き物だ。
ままっそんなすったもんだがあってから あみちゃんと約束の待ち合わせの場所に行って 3人でアロマのお店に行った。
くるりは柑橘系のストレスにいいっていうアロマオイルと それに使うランプを買った。
あみちゃんはローズマリーのお茶だとか色々買って…
忠犬くんもむくみにいいとかいうお茶を買ってた。
次に行くブラジル料理のお店まで、あみちゃんは自転車。 くるりと忠犬くんは電車で行ってあみちゃんと再合流することになった。
2人っきりになった時、
「やっぱりくるりさんはスゴイです!」
「えっ?どういう意味よ?」
「若すぎる!」
「ん?あみちゃんと私、若いでしょう。」
「いやっ あみさんは年相応でくるりさんが若すぎます。」
はぁ~?それってあみちゃんに失礼なんじゃないの? あみちゃんは美人系、決して老けてない! 友達同士を比べるなんて、ちょっと・・
何かもう綺麗だとか理想だとか 彼の中で美化されすぎていてヤバイ!
結局、あみちゃんのことはお気に召さなかったようだし あみちゃんも忠犬くんのことは興味なさげ。
あみちゃんとバイバイして くるりと忠犬くんは電車で帰る。
わざわざ、くるりの使う路線に合わせるという。 少しでも一緒にいたいと。
くるり 「好きになってくれるのは嬉しいけれど (本当は迷惑) よさげな女の人が出てきたら、どんどん積極的に行動してね。 自分のタイプじゃないって人でも!」
忠犬くん 「はい。でも僕は、彼女ができても、結婚しても、くるりさんと友達でいたいです。」
うーん、重い。。
とりあえず、私は嫌いになったらフェードアウトではなく カットアウトする人間だ、ということは一つの話の中で伝えておきました。
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