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2007年04月14日(土) 来てなかった

坊主君が3月いっぱいで仕事をやめた。
昨日はその送別会だった。

メンバーは坊主君の部署の若手メンバーと
その他、仲良かった面々が集まって10人。

悲しかったのは赤川さんが来てなかったこと。
案内メールに入ってたから密かに期待してたのだけど…
急に決まった日程で、無理な人が多いため、
来れなかったメンバーで改めて開催するらしい。

とても残念。
会社の違う赤川さんとは公式の飲み会でさえも
一緒になることはないのに・・・

飲み会は楽しかった。
坊主君の彼女も途中参加して、聞いていた付き合うキッカケが
事実と少し違ってて、若干見栄を張っていたのかというオチがつく。
彼女は「坊主さんが私のことを好きだから付き合ってるんです。」
言い切った。カッコイイ〜

私は焼酎ロックを3杯のんだ。日本酒も。
酒豪ベスト3に入るのでは?と言われる。
顔色が変わらないし言動は普段からおかしいので
酔ってても酔ってると思われないのだ。

帰りは駅が同じということで、
幹事の桜井さんと派遣の新人モモさんの3人になった。
もしかして、モモさんは桜井さんのこと好きなのかな?
これは勘。ちょっとこれから観察してみたいw

自転車にキーを差しこんだら
「押して行った方がいいよ。」と桜井さん。
反対方向のモモさんと別れ、2人で歩くことに。

この道、この時間、このシチュエーション・・・
前にもあった。それは、忘れもしない赤川さん。

少しぎこちなく、ほどよい距離感、どんな会話をしたのか忘れてしまったが、
赤川さんが右で私が左でシャッターの下りた商店街を2人で歩いたんだ。
今や引っ越して同じ市民でさえない。遠いから、よく知らないから憧れる。
もし赤川さんがフレンドリーでよくしゃべる人だったら、
何の興味も抱かなかっただろう。
対象の中身を見切った途端、興味は失せてしまう。

桜井さんは赤川さんに少し似ていると思った。
静かで落ち着いていて、、、しゃべり方がゆっくりだ。
そういえば、こないだ少し恥ずかしいことがあった。

廊下を歩いてたら「汚くなりましたね。」後ろから声をかけてきた。
配置換えで分別ゴミが廊下に並べられていた。

私は背後に気配を感じない方なので、ビックリしたのと、
おまぬけにも紙コップを口にくわえていた。

ハッ

慌てて取って「見ましたね。」と言ったら

「・・・?」

キョトンとした目を見つめてきた。

「これ、くわえてたの。」

そしたら「見てないよ?」と言って笑った。
絶対見たはず。

そんな桜井さんは私の一つ上の独身。
実家に住んでるそう。

母性本能がくすぐられると主婦連からは割と人気で
最近バツイチになった花井さんは「あの人が彼氏だったら尽くしまくる!」
と公言している。

私は赤川さんの時と同じように
「このマンション」と上の階を指差して「お疲れ様でした。」と別れた。
結果的に送ってくれたのに、お礼を言うのを忘れてた。
こういう自分がとても嫌だ。


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