私の初恋は小学4年生のときだ テレビでチェッカーズの郁弥(フミヤとは違うのであえてこう書く)を見たとき、 脳に稲妻が走り、目が釘付けになり、そしてトリコになった。
それまで女性アイドルが少し好きなくらいで 「シブガキ隊の誰が好き?」と聞かれても、 どれがフックンなのかモックンなのか、 「ヨックン?」って答えるぐらい無頓着だった。
それなのに・・・
郁弥の歌声、ルックス、存在そのものに衝撃を受け チェッカーズが出るテレビは全てチェックし お年玉や少ないおこずかいをやりくりし、レコードや明星を買って 夜はこっそり布団の中でラジオを聴いて、郁弥の全てにときめいた。
熱は数年で治まったが、ラジオを聴くのが習慣になったので 流行りのいろんな曲をカセットテープに録音しては歌いまくった。 なので80年代の邦楽はめちゃめちゃ詳しい。
ラジオで偶然録音したBOØWYのホンキートンキークレイジーか NO NEW YORKだったか忘れたけど曲にハマり それからはBOØWYに大ファンになった。
MORALってアルバムが大のお気に入りで、 カセットが擦り切れるほどにエンドレスで大音量で聴いた。 解散してからは氷室狂になって・・・ B−PASSとかいう雑誌を欠かさず買ってた記憶がある。
高校に入ってからはB'zや尾崎やドリカムやら色々聴いてたけど 洋楽にもハマりだし、基本的に雑食でひとつのものに執着することはなくなった。
こないだの日曜日、昔のテレビをYoutubeで観てたら デビュー当時のチェッカーズを偶然見て、懐かしいなぁと思いつつ引き込まれた。 タイムマシーンで当時に戻ったように、切ない切ない気持ちになったのだ。
BOØWYの方が思春期真っ盛りなのにそういう感覚にならない。 デビュー当時の郁弥だけがそうさせる。紛れもなく初恋だから! この辺、笑っちゃうほど時代が違うのに甘酸っぱく切ないw http://www.youtube.com/watch?v=ydrQWpXwa-0
小学生の頃は、夢いっぱいで未来は輝いてると信じてた。 自分の可能性を無限だと思えるのは人生の中で限られたほんの一瞬だ。 その貴重な一瞬の心の大部分を占めたスターであり初恋の人である郁弥。
フミヤ、歳とっておじさんになったけど ナルシスト加減にしばらく嫌いな時期もあったけど、 ライブってどんなんかなぁ?行ってみたいなぁ。。
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