１２月の頭ぐらいから
仲間内で流行ってるものがあるんです。
『憾(うらみ)』って滝廉太郎作曲のピアノ曲。
もうタイトルからしてすごいんだけど、
この曲、滝廉太郎の最後の作品でして。
結核(だっけか？)で
亡くなる５ヶ月前に作られた曲なんですわ。
んでね、これ弾いてると、
すんげー楽しくなっちゃうの！病
念のため言っておきますが、
別に僕は誰かに憾みがあるとかじゃないッスよ？
でも、ジャカジャカ弾いてると
なんかハマってきちゃうんだよね。
これをね、練習室でマジで弾いてると
大概隣の人はビックリしてますね。
「うわ〜…なんだこいつ〜…」みたいな
温かい視線をいただきます。泣きそうになりますが。
でね、これを練習し始めたぐらいの時ですか。
夜８時頃、大学の音科の方の練習室で練習してたんです。
最初は真面目にやってたんだけど、
途中で飽きちゃって。
で、憾を弾き始めたんですが。
ジャカジャカ練習してたらいきなり
練習室の電気が消えたんですよ。
いや、まぁ、うちの大学ではよくある事なんですが…。^^;
なんか警備員さんが早く帰りたいんだか
はたまた前学長の呪いなのかは知りませんが、
管理室の方で消されちゃったりするんです。
普通なら「はいはい。いつもの事ね〜」ぐらいで済むんですが、
その時は弾いてた曲が曲ですからね。
本当に泣きそうでした。
さて、本題に入りますが、
今日は珍しく練習なんかしてみたんです。
どうしたんでしょうか…悠太くん…。
とうとう気が狂いましたかね。
まぁね、それはいいんですが。
やっぱりね、練習に飽きまして、
久しぶりに「憾」をひっぱりだして弾き始めたんです。
その途端に、
我が家のブレーカーが落ちました。
あわわわわわわわわわわ…壊
何ですか！何なんですか！
俺、誰かに憾まれてます？
きっと滝廉太郎のうらみじゃなけりゃ、
京かマコちんのうらみだと思います。
教え子きっての問題児への
温かい歪んだ愛情。
もうたまんないね。
ゴメン。今日かなり不安定だ、俺。
何書きたいかわっかんねぇ。
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