僕が拾ってきた星屑を空中に撒いたら、還るべき場所への道標となった。これでもう迷う事も無い。後ろも振り返らないよ。此処は広大で無限大の銀河なのだから。ほら、すぐそこに北極星が見えるよ。なんて眩しいんだろう。目が潰れてしまいそうだ。星たちが僕を迎えに来てくれる。迷わないようにと環をアーチ型に形作って。僕はその環をくぐって君のもとへ還る。だからもう少し待っていてくれるかい?必ず還ると約束するよ。愛する君へ。