* * * 
憐凪



 



  愛しくて 愛しくて 
  愛しさが あふれそうな想いを唄う歌は
  わたしのココロを 突き刺す
   まるで ナイフ

  涙こぼしても
  独りぼっちでも

  どんな 苦しくて 寂しい夜にも
  もう 誰も わたしを優しく 想ってくれるヒトはいない


  夜別れるときに
  アナタの 車のノイズが どんどん 遠ざかっていく
  そんな夜が ツライから
  ふたり 暮らしたのにね....

  もう アナタが 玄関を出ていくときに
  扉が閉まる音をきき
  ほっ とする わたしが
               …ココには いる



   それでも 優しい腕に抱きしめられて
   泣いているワタシを なだめてくれる
   そんな腕  サガシテル



  そんな腕は もう何処にも存在しないのに、ね。。。












2002年06月15日(土)
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