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■ I don't want to walk.
ケンザンみたいに 五寸釘が上を向いてる 1本の道
血まみれ
傷だらけ
前に進まなければ って 一歩一歩 針山の上を歩く
昨日の傷が 癒える間もなく 無数の今日の傷が開く
両隣りの道は 平坦なアスファルト 右側や 左側の 足の上に ホンノ たまに 私の足を乗せてくれる
それでも この道は 針山の道 バランス崩すと 全身突き刺さる
「足の裏が 痛いよぉ…」 当然 死なない程度の出血しかしない
「足の裏が 痛いよぉ…」 その声は 誰に届くこともなく 木霊(コダマ)する
「心が 痛いよ 」
「もう 歩きたくないよ 」
2002年11月16日(土)
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