或る日の徒然Book


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 2002年09月06日(金)  ◆ Rainyday ◆ 

誰のせいでもない雨が降っている
日々の暮らしが降っている
もう誰ひとり気にしてないよね
早く月日すべての悲しみを癒せ 
月日すべての悲しみを癒せ


どれだけ振りの雨やろ
厳しい残暑続きの毎日にちょいと白旗揚げたい気分やったけど、本日はなんとも涼しい日となった。
晴れた日には天気に因んだ歌を自然と口ずさむ事って無いような気がするが、雨の日は何故か口ずさんじゃう歌ってのが私には幾つかある。
しかもほとんどバラードやねんね…
冒頭に書いた歌もそのうちの一つで高校時代によく聴いてた中島みゆきの楽曲。
気分的にその歌の内容とは全く違った心持なのに『雨』が降ってるっていうだけで『雨』が出てくる歌を口ずさんでしまうってのは…こうして考えてみると“雨”って不思議やね。

雨が好きなRECOです。
なんていうんやろ…まず、気分が落ち着く。
雨の日の授業風景や登校風景をよく思い出したりもする。
小学生時代も中学時代も高校時代も…
雨の日の授業風景の思い出がある。
独特な雨の匂い。
なんか…良い感じ。

駅前にある喫茶店に勤めてた時の自分を思い出してみる。
朝の6時前に裏口の鍵を開け、厨房&ホールの照明を半分点ける。
有線のスイッチを入れ好きなBGMを流す。
洗濯機を回しオシボリを洗う。
大きな片手鍋に卵40〜50個入れ水を入れ火にかける。
ポット二つのお湯を沸かす。
カップが入ったステンレス容器に水を入れ弱火で火にかける。
その間に玄関とホール、トイレの掃除。
テーブルの位置を整えダスターで拭く。
カウンター内に戻り、その日のサラダを作る。
ゆで卵の鍋の火を止めしばらく流水にさらす。
洗濯し終えたオシボリを手巻きしホットポットに入れる。
開店前にカウンターの姉ちゃんが出勤。
ブレンド&アメリカンをたてて“営業中”の看板をあげる。。
モーニングの支度も整い二十歳の私と21歳の相方で常連サンが来るのを待つ…

お客様を迎える支度を一人でこなしてたあの時代も…雨の日は独特で楽しかった。
電車から降りてきた出勤前の常連サンやこれから電車に乗る出勤前の常連サンで賑わうそんな喫茶のネエチャンしてた頃が懐かしい。

雨の匂いはそんな昔を思い出させてくれる…
その時によって時代が変わるのがなんとも面白い。



今日の雨はいつの匂い?


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