中年紳士の足元に三個のクリスマスケーキ。
一体誰に買って帰るのだろう。
いや単身赴任で一人で毎日冷蔵庫に入れておいて、
ちょっとずつ食べるのかもしれない。
いやものすごい子沢山の家庭かもしれない。
いやこれから行きつけの飲み屋にケーキをもってクリスマスパーティー
かもしれない。
売れ残りをかわいい女の子の売り子に売りつけられたのか。
スーパーの販売主任で残ったケーキを貰ってきたのか。
どうなんだろう。
もっとも売れ残ったクリスマスケーキはきっと捨てられてしまうの
だから、三個ぐらいではどうにもならないのだけれど。
隣同士で双子。
隣は美人の双子姉妹、隣はかわいい双子の兄弟。
結構めずらしいと思ったのだけど、
世界は広い。生まれた子供が双子だらけの村があるらしい。
でも、何かの実験のせいらしい。
隣同士が双子。引越し時期は別なので単なる偶然、日本のある街。
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