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| 2005年06月29日(水) ■ |
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| 春の終わり |
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気がつけば、せみの声がきこえる。 夏は、いつのまにか向かってきている。
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| 2005年06月28日(火) ■ |
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| Space Dog |
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まこち、時間ん流れは早えもんじゃ。 もう一年が過ぎっと。 てげひったまがったが。 次ん一年もすぐ過ぎるじ。 どうも、遥日創です。 ネイティブですが、正しい方言か…不安…
現在、 PCの壁紙をレモンにしております。 画面一杯にレモンが映ってます。 自分で撮った写真ですが、 撮るのに結構、苦労しました。 とにかく、近づくと暴れるのですよ。 じっとしてろ――と云っても聞いてくれませんしね… いつもはコンテナの中で、ぼんやりしてるのに、 接近するとものすごい暴れます。 遊んでくれ――と云ってるのでしょうけど… 軽く噛んだりしますからね…痛くはないですが。
…えぇ、「レモン」は実家のイヌの名前ですよ? 果実のレモンも、大量にある環境ですけどね…実家。
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| 2005年06月27日(月) ■ |
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| 悪アガキ |
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先日、久しぶりに牛肉を口にしたところ、 胃が吃驚したらしく、 一時間ほど、調子がおかしくなりました。 遥日創です。 体内構造改革…負の方向に進行中…
で、 昨日、何らかの試験を受けてまいりました。 まぁ… 専門は無理でも、教養くらいはどうとでも… などと考えておりましたが、 問題用紙をめくった瞬間ッ! ��(゜Д゜) ん? これは…何? 日本語なのに、問題文が理解できないよ?
一頁目から、逃げたくなりました… 何とか、全部埋めましたけど。 …マークシート、万歳。
続きましての、専門。 ��(゜Д゜) 聞いたこともない単語が満載だよ…
一問目から、泣きたくなりました… 何とか、全部埋めましたけど。 …五角鉛筆、万歳(え
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| 2005年06月26日(日) ■ |
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| 物部日記・悪魔の囁きと背油の再臨 |
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今日、初めての集中講義を受けてきた。疲れた で、今から朝倉に行ってくる。疲れる。
こんな日はどんな晩御飯食べようかな、とか考えて冷蔵庫の中身を見る。あるのは卵と魚肉ソーセージ。それはそれでおいしい料理を作れると思うのですが、なんかそんな気分ではなかったのです。
で、スーパー行きましたスーパー。 自転車で二十分。歩くと四十分。
でもお財布くんと話すとそんな高いもの買えねえぞゴルア、と言われてしまい迷っている。
そんな時だった。
視界の端を、何かが横切った。 眼球が自然とそれを追う。そう、そこには安売りの文字と共に一つのパックが置いてあった。
豚細切れ肉。
か、買うのか俺?
あの、忌まわしい記憶が蘇る。 台所中が白くなった、あの豚の背油のことを。 とてもじゃないが、今の私の生活リズムでは同じことを起こしてしまう。ただでさえ台所洗剤を切らしているのに(そして洗剤を買うお金すらないのに)
今あるのは、豚肉ワンパックを買う小銭のみ。
……いやいや、そのお金でペットボトルお茶が買える。二リットルだぞ二リットル。それだけ物部は十年は戦える。
しかし、なぜか豚肉を買いたくて仕方なかった。 こう、腹のそこからこみ上げるあかいものが頭のてっぺんまでのぼりきったような、奇妙な高揚とともに、なぜか冷しゃぶが食べたくて仕方ない。何のサブリミナル効果だこれ! 悪魔のささやきは聞こえてくる。
――汝、お茶を捨てて豚を煮よ
煮ちゃだめだ。煮ちゃだめだ。
――豚を煮よ。
く、どうする。 右手は今にも、豚パックを掴もうとしていた。
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| 2005年06月25日(土) ■ |
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| Homesick Pt.2&3 |
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どうも、 現在、遠い地におります。 遥日創です。 まぁ…、一時間以内の位置ですよ?
さて、 どうして、此処にいるのでしょうか。 壱番…何らかの試験を受けるため。 弐番…新しくできたイオンに行くため。 参番…家業の手伝いをするため。
……… …… … 正解は、 壱番……以外ッ!!
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| 2005年06月24日(金) ■ |
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| 物部日記・たまには日記っぽくグチを言ってみる。 |
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他人から見ると、私はどうもグチを言い易い性格をしているらしい。 鍵紫先輩は、「君は会話のときでもあいずちばっかりだから、しゃべりやすいんだよ」と言っていた。そういうものなのだろうか。 私もよく人にぐちを言う。言ってるのかな? 振り返っても言ってたかどうかの記憶がないので割愛。
今思っているのは、人間悩んでいるときは自分が孤独であるように錯覚してしまうものなのね。
まあ、それだけ。
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| 2005年06月23日(木) ■ |
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| こんちきしょー |
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詳細は後日
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| 2005年06月22日(水) ■ |
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| 物部日記・世界の歯車を回す |
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今日、ウチの大学のキャンパスの中で旧日本軍基地跡が見つかったらしい。 元々海軍基地跡の土地を使っているのであってもおかしくはないが、そりゃあびっくりするぜえ。
なんでも資料が残っていたらしく調べてみたら本当に出てきたとのこと。
埋もれていた歴史が、ひょっこりと顔を出した。 自分の視界の中、日常でそんなことが起きるとは、世の中は結構すごい。
なんて、普通な日記を書いてみた。
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| 2005年06月21日(火) ■ |
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| Agnus Dei |
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で、今日、雨が降るわけですか… まぁ…はっきりしない天気なのは、 梅雨らしいと云えば梅雨らしいですね。 遥日創です。 …昨日、洗濯物干したんだけどなぁ。
さて、今日もお茶… …うん、他に話題がないのです。 数日、世話を放棄し、今日、茶畑に行ったところ… 雑草がとんでもないことになっておりました。 こんなに伸びるの早いのか…と畑を目の前にして、 一瞬だけ、呆然と… 例のハチの巣も雑草の波に呑まれかけておりました。 …これは、有り難いけど。
そして、茶樹には、何かとんでもないくらいに いろいろなムシが巣くっておりました。 目的のムシはいないのに… 何かもう…すごいとしか云いようがない状況です。 いや、 すさまじい…かな。
あぁ… 除草剤を撒きたい… 殺虫剤を散布したい…
迷う迷う… …どうしようかな。 えぇ…、 撒いたら、いろいろと終わってしまいますけどね。
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| 2005年06月20日(月) ■ |
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| 物部日記・世界の中心で野郎(ガイ)を叫ぶ |
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この頃気づいたのだが、私はどうも目立つらしい。
って前も同じことを言った気がするが、とにかく目立つらしい。 この前キャンパスの中を歩いていると知らない人に会釈された。とりあえず、こちらも会釈。 ……。先生だった。 なんで私の顔を覚えてるんだ?
またある時、キャンパスの中を歩いていると声をかけられた。 ……。学科の先輩だった。 覚えられてた。光栄です。
またある時、道端で見知らぬ女性にあいさつされた。 ……。購買の職員さんだった。 そういうオチかよ。
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| 2005年06月19日(日) ■ |
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| Just you wait! |
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此処まで裏切られるとは思ってもみませんでした。 ホント、見損ないましたよ。 信用してたのにさッ!! どうも、 遥日創です。 …あ、天気予報の話ですよ。 雨、全然、降らないじゃないですかッ!
昨夜、テレビにて『The Ring』が放送されておりました。 数年前に日本で上映された『リング』のアメリカ版。 原作、日本版映画共に気に入っていたので、 アメリカ版の方にも期待をしつつ、テレビの前に… ……… …… … ‥ ・ あ、皿洗いをしなきゃ…
…途中で興味を失う。
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| 2005年06月18日(土) ■ |
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| 物部日記・『暗夜行路の終着』 |
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今、ゆうさんの運転するスターレットの助手席に座る。 「で、結局それはなんだったわけ? つまり物部は猫の幽霊見たってこと?」 ゆうさんはバックミラーを確認しながら聞いてきた。私は首を振りもせず言葉だけで否定する。 「いや、そういうものではありません。多分偶然似た子猫を見たのでしょう。今はもう毛並みの色も思い出せないし、体ももう少し大きかったように思います。……単なる私の感傷でそう見えただけ、ってのが一番信憑性が高いですよ」 「ふうん」
そこでその会話は終わり、別のことを話し始めた。 ゆうさんがボルシチを作ったこと。魚肉ハンバーグのこと。来週の合宿のこと。藍花の性格の悪さのこと。私が帰省すること。
「ほい、着いたよ」 「ゆうさん、今日は送ってくれてありがとうございました」 「えーよ。ところでさ、物部」 「なんです?」 ゆうさんは、何の気なしに聞いてきた。 「それを佐々木には言ったわけ?」 私は軽く笑う。 「そんなこたぁ、しませんよ。お休みなさい」 「お休みー」
暗夜の向こうに消えて行くゆうさんの車を見送った後、私は家に入る。 玄関で鍵を回していると、隣の部屋から誰かが出てきた。 っていうか隣に住んでいるのは一人だけ。
「物部さん、こんばんは」 「あ、ヘルレイザーさん、こんばんは」 ヘルレイザー鎌足さんだった。
「物部さんは、今お帰りですか?」 「あ、はい。どちらか行かれるのですか?」 「今から仕事で……」 この時間から仕事か。大変だな。 私は他人行儀なあいさつを済ませて部屋に入ろうとする。
「物部さん」 呼び止められた。 「はい、なんですか?」 「あの、物部さん火曜日の夜、どちらに行かれていたのですか?」
……火曜の夜? それは、佐々木女史の部屋で飲んだ晩か?
「なんで空港の向こうに自転車でいたんですか?」
……ああ、帰り道で迷子になったときか。
「ああ、ちょっと迷子になっちゃって」 鎌足さんはきょとんとした後少し笑って、そして原付にのって暗夜の向こうへと消えていった。
私は、今度こそ部屋に戻った。 眠い。
そういえば、鎌足さんはいつ私の姿を見たのだろう。 あんなに人通りの少ない道で、気付かなかったのかなあ。 けど、眠いから、寝た。
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| 2005年06月17日(金) ■ |
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| 物部日記・夢の話 |
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海老銃の部員が四十人になる夢をみた。 どこから湧いたのか、文章書きが四十人。しかも見た夢というのが部会の日の夢でしかも既存メンバーが全員欠席。私一人で相手をすることに。
三十人もの未確認人間達がこっちをみている。 やりづらい。
そんなシチュエーションはまずありえないのだけれど、夢の話だからね。
で、目が覚めると大寝坊していた。
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| 2005年06月16日(木) ■ |
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| 蛹 |
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日差しが強くなってきた今日この頃。 早速、日に焼けております。 …不本意ながら。 腕の焼け具合が、 見事なグラデーションになっております。 …不本意ながら。 遥日創です。 焼け具合がストライプになる可能性もあり。 …不本意…
さてさて、今日も今日とて茶樹の話。 茶畑のすぐ横に、予備の苗が植えてあるプランタがあります。 その中の一つに、ハチの巣ができつつあります。 枯れて折れた予備苗の枝に、ハチの巣。 見つけたときは、 まぁ…そのうち、巣の建築計画は頓挫するだろう…と思い、 放置しておりました。 枯れ枝に巣…ですからね。 近いうちに、地面に落ちると思っていたわけですよ。 しかし、 しかし…ですよ。 どうやら、着々と巣は完成しつつあるようなのです。 しかも、 最初は一匹だった構成員が、 いつの間にか、六匹くらいに増員しておりました。 ――ヤバい…これは、まずいかも知れない。 そう思ったときには、既に遅く… ハチの巣に手出しする根性がない遥日は、 ただただ、ハチの巣の完成を傍観するばかり…
現在、 不用意に動くと刺される環境下で作業しております。 巣は、今なお、増築中… もし、遥日の姿を一ヶ月以上、見かけなくなったときは、 アナフィラキシーショックで殺られた――とお思いください。
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| 2005年06月15日(水) ■ |
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| 『暗夜行路』 |
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昨日の夜、佐々木女史が電話してきた。 「物部くん、起きとる?」 「起きてますよ、っていうかどうしてかけてきたくせにそんな眠そうな声なんですか?」 いつものように私の問いかけは無視されて、佐々木女史の言葉は続く。 「あのさあ、飲まん?」 「飲みません」 「えー、そんなこと言わずにさー、飲もうや」 この人寝ぼけているのだろうか。すこし確かめる。 「あの、佐々木女史? 今日が平日なの知ってますか? ちなみに明日も平日なのは知ってますか?」 「私あした昼から授業やけん平気やって」 「あなた私があした一時限目(八時五十分)からあるの知ってますか?」 「物部くんなら大丈夫やって。飲もうや」 この大阪人め。 そんなわけで、昨日の晩は飲み会に参加することとなった。
話を聞くと、私の親友である『ゆう』さんと藍花(あいばな)も来るという。みんな元気だな、と思いながらもなんだかんだ言ってそういう誘いを断れない自分に嫌悪感を持ちながら、私は玄関を開けた。 「ぎゃーす」 開いたドアが、入り口の前にいた何かを突き飛ばした。 人か? 慌てて確認すると、そこには太った猫が一匹鎮座していた。 『ぐし』だ。
いつも私外出するときには塀の上から監視している。奇妙な猫。 この頃、猫でいい思いをしていない私には、あまり会いたい相手ではない。 しばらくは、猫に構いたくない。 しかしそんなときに限って、奴らは私の方に近付いてくる。
のっしのっしぎゃーすぎゃーすと、ぐしが私の足元によってくる。ちょうど足の間に入り、足首辺りに首を擦り寄らせてくる。 こいつは、何をしたいのだ? 私は少し考えて、結論にいたる。 私の右手。手提げ袋。 飲み会に持参するために準備した。あんぱんと鳥のから揚げ。
貴様、これが狙いか。
道中であんぱんを奪われながらも私は佐々木女史の家にたどり着く。野郎、なかなかにいいところに住んでいる。 中ではすでに始まっており、アルコールはまだ入っていないがいくらか空になった皿がある。大阪人の佐々木女史がたこやきを作ったり普通に料理のうまいゆうさんが肉を焼いてくれた。藍花はバイトでまだ来ていないらしい。来なくていいのに、とぼやくと佐々木女史にたしなめられた。 基本的に私の周りでは飲み会といえば宅飲み、自宅で飲むが多い。その方がやすくつくという理由で。 しかし集めた予算でありったけの酒を買ってきてしかもそれを一晩かけて全部空けるというのも若さのなせる技だ。
十二時を回り、日付が変わり、つまり今日になったのを確認して私は帰ることにした。 「ゆうさん、じゃあ私帰りますね」 「えー、まだこいつ潰してないじゃん」 佐々木女史は、飲んでる最中に寝てしまった。……これ、潰れてるんじゃないのですか? 「『潰れて』るだけだろ? 『潰す』んだよ」 俺ぁ明日も授業あんだよ。 そんなことを言っているとちょうど藍花も着た。彼女は事情を聞くと 「あなたが帰ったらゆうくんは一人で片付けをしなくちゃいけないよ?」 貴様、手伝わない気なのか? とか言っている隙に缶チューハイを手にする女は放っておいて私は頬を膨らませるゆうさんに別れを告げる。 「では、また明日……っていうか、今日」 時刻は、零時十二分。 戸を閉めて、ほっと一息。 私は家路へとついた。
が、やはり私も酔っていたのだろう。問題が起きた。 何しろ私の住む南国市。広い上に家の密度が圧倒的に低い、典型的な田舎町なのだ。二ヶ月しか住んでおらず、しかも人よりも物覚えの悪い私は学校へ行く道と駅へ行く道しか知らない。つまりいつもと違う道を通ろうにも、違う道など知らないのだ。 さらに、道沿いに電灯なんて文化は存在せず、私の自転車はライトが壊れている。
つまり、まあ。迷子になったのだ。 あせった。気がついたら周りが田んぼだらけで、知らない道の上だった。 ここはどこ? 灯りが少しもなく、月も隠れていたために、足元以外ははっきり見られない。 いや、ほんとにここどこ? ……おかしい、どこで間違えた? っていうかどの道に入った? こんなとこきた覚えはない。いや、まずどこまで知っている道だった? ……。
まずい、ここまできた記憶がない。
アラート(危険) アラート(危険) アラート(危険)
まずい、涙が出そう。 ちょっと心細いぞ?! ……野宿には慣れていたが、明日は早いしなあ。と考えていた時だった。 「ぎゃーす」 びくつく。 何の声だ? ……いや、一匹しかいない。
なぜか、ぐしがいた。 いや、相手は猫なんだからどこにいてもおかしくはない。行動範囲広いな、と猫の顔を見ようとするが暗くて見えない。 光が、足りない。 ただぐしの瞳孔の開いた目だけが見えていた。 「何してるんですかこんなところで」 普段の口癖か、猫にも敬語になってしまう。 もちろん、猫は言葉を返してくれるはずは無いが、知っている顔に出会えたのはなんとなく心強い。 おし、ちょっと希望が湧いて着たぞ。 ぐしがここにいるということは、結構近いのかもしれない。 今、私の目の前に広がる二つの分かれ道。 左の方が道幅は大きいが方角的に右のはずなので、私は勘に任せて再び自転車を漕ごうとして……。 見た。
ぐしの横に、何かいる。 なんだ? ぐしよりも小さくて、ぐしと同じ形のもの。
……子猫か? もしかして、ぐしさん妻帯者ですか? 何故ぐしが私生活を現さないのか少し勘付き、私は笑いそうになる。 すごい、子育てのためにあんぱんを狙っていたのかこの方は。 するとそんな私の感情の動きにどう思ったのか、ぐしは子猫を連れて分かれ道の左へとゆく。暗夜の中に、その小さな体二つが、消えてゆく。 少しだけ目が慣れた私は闇の先を見据えた。 ぐしと……子猫。 あれは……誰かいる? でも、眠いからさっさとペダルを漕ぐ。
やっとこさ、見覚えのある道に戻ってきた。なんだかわからないけれど、安堵する。多分遭難した人ってこういう気持ちを覚えるのだろう。私は感慨にふけりながら、学校正門前まで着た。
着て、なにかおかしいことを思い出す。 酔った頭で、思考速度が落ちていたために気付けなかったそのことに、その瞬間、思い出す。 私は、ぐしの横にいた、小さな子猫の顔を思い出す。
なんだろう、あの不細工な顔は。と思った。 皮膚病にでもかかっているのだろうか。と思った。 どこかで見たことのある猫だな。と思った。 随分小さな猫だな。と思った。
誰かと、いっしょにその猫をみたことがあった。 佐々木女史だ。 けど、なぜ佐々木女史と?
彼女はその時なにをしていた?
そうだ、目やにを取っていた。 ……何の?
違うはずだ。 先週、その猫を、埋めたはずだから。 似ているだけなのだ。
振り返る。暗夜の向こう。もう、そこには何もいない。
メールが着た。 佐々木女史からだった。 『ごめんやー。帰ったの知らんかったわ。今日は来てくれてありがとうね』
返信は、一眠りしてからしよう。
私は夜に向かって進みだした。
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| 2005年06月14日(火) ■ |
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| タイトルのつけようもなく |
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今年の目標は、他人の人生に感傷を持ち込まない。
無理だなあ。
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| 2005年06月13日(月) ■ |
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| おはようございます |
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おはようございますデス、十六夜です。 え、今何時って? 5:52だよこのやろう。 バイト中にふと思いついた作品の設定を書き留めようとしていたら、F1やってて(カナダGP)、タクマのブレーキからちょうど火が出たとこで、ライコネンが勝って2連勝、フェラーリが2・3フィニッシュでしょんぼりした後、題材の調べ物をしてたら急に神様が原石を十六夜にぶつけてきて、しかもそれがどう考えても詩でも短編でもなくて、長編で、そいつをメモ帳に連ねてみたら掲示板に書き込みしたくなって、紅ガラス君の返信にレスつけようとしたらなぜか書き込みできなくて、3回やってもだめで、あ、日記に書いてやろうと思って書き始めてもう10分たってしまって、今6時3分になって、こんなに長いのに一文なんだなぁと自分にあきれて、現在に至る。
長文スマソ 何文字あるんだ………………
絶対誰か朱入れてるんでしょうね…(^_^;)
で、どんなモンかというと、ネトゲ中毒者の話。 理想化されたヴァーチャルの矛盾…みたいな。
『DAST LITTER』+『コピーロボット』みたいな感じ。 どこかぞっとする話を目指してがんばります。
月澤さんにこいつを渡して・・・はだめだよね(弱気)
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| 2005年06月12日(日) ■ |
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| 夜間行殺法 |
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コンビニにて… パイナップルティーなるものを発見。 ネタになると思い、早速、購入。 自室にて、飲んでみました。 …… … 大変、美味しゅうございました。 遥日創です。 なのに、 何だろ、この敗北感は…
一回生の頃に、簡単なプロットだけを考え、 結局、打たなかった文書があります。 それは… 『海老銃内で事件がッ!?』 と云うものでした。 一応、いろいろとまずいだろ…と思い、自粛した次第。 今、思い返すと、 探偵役も、犯人役も、被害者役も決まってなかったのですが…今なら、何とかなるかも…と思ったのですが、 やはり、無理っぽいのですよね。 だって、 部員が、多いんですもの… そんな大人数を書ききる自信ありませんわ。
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| 2005年06月10日(金) ■ |
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| たまにはあなたと妄言を |
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恋愛のできない人間って、いる。
人の性格を分類するのはあまり好きではないが、それでも直感的に他人の才能と限界について考えてしまう。 そんなわけで、ふと考えたのが、恋愛のできない性格について。
まずここで言っている恋愛のできない、というのは出会いが少ないとかモテナイとかの、恋愛をしたくてもできない人のことではない。そんなの私も含めて世界中にたくさんいるわけでとりたてていうことでもない。
私が言いたいのは、たまにそこらへんにいる恋愛感情というものを理解できない、というタイプの人。 そういう人に、恋って何? と聞かれても説明に困るものがある。惚れるってことは、まあ塩を舐めたら辛いし砂糖をなめたら甘い、とかそういう感覚の一つみたいなものだから(これは私の独断ですが)「恋ってのは、これこれこういうものなんだよ?」と説明しても、おそらく向こうが望んでいる回答にはならない。理屈で説明するのは難しい。けれど、そういう人は大体定義を求めたい人。 なら他人はその人に何をするべきか? 別になにもしなくてもいいだろう。その人が勝手に理解できるまで放っておくのが一番優しいやり方ではないかと思ったり思わなかったり。
でまあ、なんでそんな風になるのだろうと考えれば、多分そういう人には恋愛が必要ないんだと思う。 異性に隙間を埋めてもらう必要のない充実した日々を過ごしている人間は、恋なんてしない。 若者達よ、恋愛なんて趣味で代替がきくんだぜ?
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| 2005年06月09日(木) ■ |
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| Go Easy!! |
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一日目の日記をネットに上げ、 二日目の日記を上げようとしたところ、 『見つかりません』 と、表示されました。 Σ(゚Д゚) 拒否ッ!? 遥日創です。 どうやら、原因はLANケーブルの不調らしいです。 ので、現在、安価なケーブルを探し中…
さてさて、黒潮祭に向けて、 作品をどうにかしないといけない時期となりました。 ひとまず、来週、第一回目のお披露目会と云うことなので、 プロットなり、何かしらの話の欠片なりを用意しようと 思っております。 まぁ…、 まだ提出していない文書が幾つかあるので、 それを持って行ってみて、反応を見て決めようかな…と。 さぁて、 あとがきの方を、頑張って打たないとなぁ。
…えぇ、わかってますよ。 頑張るべき部分は、本編だってことくらいは…
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| 2005年06月07日(火) ■ |
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| 現実には伏線なんてないよ。いつだって突然だし、必然さ by鍵紫先輩 |
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佐々木女史の飼っている猫が死んだ。
飼っているというのも少し語弊がある。 ダンボールに入れられた四匹の子猫が、アパートの前にいたらしい。 見つけた佐々木女子はそれを無視しきれなかった。 「これ、飼えんかなあ?」 「私に言われても……。無理でしょ」
佐々木女子はサークルボックスにダンボールを隠した。隠したといってもキャットフードの袋や牛乳はいっぱいあるからばれているといえばばれている。
「佐々木女史。ここに置くんですか?」 「えっと……」
佐々木女子は言葉に詰まった。
サークルの中で、とりあえず大きくなるまで置いておこうということになったらしい。佐々木女子は子猫の世話をし始めた。 私は何も言わなかった。
あるとき佐々木女史のサークルの前を通るとねこの目やにをとっている佐々木女史がいた。 「慣れてますね」 「実家で飼ってたけん、ある程度は知ってるよ」 とりあえず、エサの皿を洗っておいた。
あるとき佐々木女史のサークルの前を通るとねこのえさをやっている佐々木女史がいた。 「……えさ、三回やってるんですか?」 「××くんが、昼とかはやってくれてるかな」 ダンボールから脱走した猫を捕まえた。
あるとき佐々木女史のサークルの前を通ると一匹だけタオルに包まれていた。かなり衰弱しているとのこと。 「あ、物部くんこんにちは」 「そのキャット、どうしました?」 「あ、今から病院連れてくんよ」
それから三日経つ。
お菓子の袋とかペットボトルが散らばる校舎裏に少し大きな石が置いてある。 とりあえずごみを拾って、水を入れた空き缶に摘んできた花を生けた。 手を合わせたりはしなかった。
今日、佐々木女史のサークルの前を通ると猫の目やにを取っている佐々木女史がいた。 「物部くん埋めたとこわかった?」 「ええ」 佐々木女史には、墓に参ったことも花を供えたことも言っていない。 個人的な感傷として、死んだ後から世話しても、なあ……。
「佐々木女史。私もセンチメンタルな人間です」 「そやね」
佐々木女子は子猫の目やにを取っていた。
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| 2005年06月03日(金) ■ |
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| Across the Nightmare |
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何とか、難所一つ越えて、自室にて夕飯の支度をしていると、 メール着信… 何だろ――と見てみると、 通販で頼んだものが発売延期した報せでした。 何だ、それッ! 遥日創です。 何だ、それッ(二回目)!!
と、云うわけで、誕生日に自分へプレゼント――は、あえなく失敗。 ちょっと、ショックだったので、 現在、ケータイの壁紙、着メロ等を軒並み、暗いものにしております。 ですので、 何かの間違いで、遥日のケータイの壁紙を見てしまっても、 引かないようにお願いします。 いや、 そんな、危ない画像ではないですからね。 暗いだけですよ、暗いだけ…
でも、 その暗さに驚くのは、結局、自分なんですよね… 夜中にメールが届いて、必要以上に驚いたりしますし…
…明るいケータイに、戻す日も近し。
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| 2005年06月02日(木) ■ |
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| 強い、というのはいいことなのか? |
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今日は朝倉で目を覚ます。
高知大学生ならわかると思うが、高知市内にあるキャンパスを朝倉キャンパス。隣の南国市の何もない辺鄙なところにあるのが物部キャンパス。私は農学部生なので物部で生活しているわけだがちょっとした理由から昨日は朝倉の学校内で朝を迎えることになったのだが、それが結構ひどかった。 私が雨露をしのいだ部屋は窓が壊れていて虫が入り放題。おかげで一時間に一回は目が覚めて体中をかきむしった。とにかく蚊が多い。私はそれまで人類の天敵はコックローチだと思っていたがこいつらの方がはるかに邪悪だ。
おかげで睡眠不足。しかし昼から授業があるので電車に乗って家に帰らなければならない。私は時計を見る。 今の時間は七時。逆算すれば十一時くらいの電車にのれば間に合うよな……。
今の時間に電車に乗れば通学途中の学生群に突っ込んでしまうことに。 余裕を持って座席に座りたい私はわざと一時間くらい遅れて電車に乗った。
一時間後。なぜか乗車率二百パーセントくらいのワンマン電車が来た。 「なんだありゃ?!」 こんな田舎町で『すしずめ』の電車に出会えるなんて思わなかった。なんでこんなに人が乗っているのだ? しかも全員高校生ではないか。 かなり無理して体を押し込み入ったはよいものの、これがきつい。特に私のような体格の無駄にでかい人間には堪える。
一体何が起きたのか。高校生達の会話を聞くと、どうやら今日はどの学校も二時間目で終わったらしい。終わったからって一目散に電車に乗らなくても。 君達には寄り道という文化はないのか、と心の中で突っ込むが、口にはしない。ただ今つり革から手が滑ったら私の肘の真下にいる女の子の頭が割れるなあなんてひどいことを考えていた。 やっとこさ半分まで到着すると途中乗換えがあり、隣の乗り場へと移る。 そこに在った電車には、さっきよりも多くの人が乗っている。
どうやって乗せたんだあんな数。
辛くて電車を一時間遅らせた。次の電車も満員だったが、さっきに比べればまだマシ。思わず立ったまま寝てしまった。 おかげで次の授業はぎりぎりぎりぎり。
電車に乗るだけでこんなに体力を消耗させるとは思わなかった。 結局人の敵は人なのかなあ、なんて思ったり思わなかったり。
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| 2005年06月01日(水) ■ |
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| 『六月の夜 鎌足さんが来る』 |
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私の部屋はアパートの三つ並んだ真ん中の部屋で両隣には人が住んでいる。
右側には三世帯くらいの大所帯。以前洗剤を持って挨拶に行くと丁寧に対応し三日後に余った天ぷらをおすそ分けしてくれた。 この頃はなぜか姿を見せず、人の気配がないがある日玄関に新聞屋さんにしばらく止めておいてと書かれた紙があったので、とにかく無事ではあるらしいことに安堵。どうやら実家が別にあるみたいだし急用で一ヶ月くらい家を空けていてもおかしくはないと思う。早く帰ってこないかなあ。そう考える程度だ。
左側には女の人が住んでいる。なんというか、特に形容の方法もないが普通の女の人。あ、まゆげがちょっと太い。 突然何の前置きも無く隣に越してきた、普通の社会人さん。おかげで今まではきがねなくテレビをつけていたが少し音量を落としている。 隣に迷惑がかかりそうなので、多分ウチで飲み会が開かれることは無い。 彼女の名はヘルレイザー・鎌足。だそうだ。
「……ヘルレイザーですか」 「はい、ヘルレイザーです」 「……えーと。どこの惑星の御出身で?」 「あははは、ご冗談うまいですね」 笑えない。 「あの、お聞きしていいのかわかりませんが、どうしてそのようなお名前なのでしょうか?」 「私の仕事に関係しておりまして、本名は別にあるんです」
……芸名かよっ!!
「それより、私も聞いてよろしいでしょうか?」 「あ、はいなんでしょうか?」 鎌足さん(仮)曰く。 「え、と……学生さんですか?」
その時私は浴衣に半纏で玄関に立っていた。
まだ二日しか経っていないが、日が昇っている間に隣から物音が聞こえたためしがない。よっぽど静かに生活しているのか、それとも仕事時間が遅いのか……
そんなわけで、鎌足さんが来た。
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