夢見る汗牛充棟
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2005年10月31日(月) アイルランド幻想 ピーター・トレメイン

光文社文庫 ケルト好きーの一環として衝動的に購入。

しばらく寝かせて後、読了。


面白かったです。うう…面白かったって言っていいのかな。
怖いも怖いけど、もっと圧倒的に、悲しい気分になりました。

そういう意味では、「髪白きもの」という一編が悲しかった。
でも、あのイギリス兵を極悪非道な輩め!と責められるのか
とか思うと、鬱にもなるし。

怖かったのは「深きに棲まうもの」

各話にいろいろ注釈が付されていますが、それがとても
勉強になりました。

同作者のシリーズもの「尼僧フェデルマ・シリーズ」というのが
7世紀アイルランドを舞台にしていて、現在16作まで発刊して
いるんだそうな。歴史ミステリ。ぐわー。面白そうだ。
喉から手が出そうなほど読みたい。
一応、刊行予定と後記に書いてあったので楽しみに待っています。
「間もなく」って書いてあったからな。「間もなく」って。



■ちょこっとメモ 

パトロニミック系(父祖の名前から作られた姓)

氏姓:
O’オ が付くのはアイルランド系なんだそうで。
「〜から出た」くらいの意味。

すると、そうか、TNGに出てきたオブライエンさんは
ルーツを辿ればアイルランドの方の出なのか。知らなかった。

他

Mc−(マクドナルド ハンバーガーの人 ドナルドさんの子孫)
Mac−(マッカーサー 日本を占領した親分 アーサーさんの子孫)
Fitz−(フィッツアラン たしかカドフェルに出てきた アランさんの息子)

ここいらが、アイルランド系なのだそうな。

Mac−はスコットランド系もあり。

ちなみにスラヴ系 ロシア

−ov/−ev/−in は典型的な〜さんの子孫 な姓だってさ。

−ov…は、アイザック・アシモフさん。(Asimov)うむ。

−ev…は、銀英伝のイワン・コーネフ、そうかもー。綴りわからんが。

−in…は、同じく綴りわからんが、0011ナポレオンソロの拉致られ
担当 イリヤ・クリヤキン なんて、ここでしょうか。

でも、エリツィンとかツルゲーネフとかゴルバチョフとかカラマーゾフ
…とか…ロシアな姓を思いつこうとするとすべて、そんな感じ。


2005年10月30日(日) 暁天の星 鬼籍通覧1   椹野道流

講談社X文庫 ホワイトハート なんとなく購入。


読了。


物語としておもしろいかは、よくわからなかった。
面白くないということもなかった。ので、微妙。

印象に残った部分をあげるとするならば、お仕事(解剖)
場面の描写の入念さ、でしょうか。

そこの印象ばかりが強くて、肝心のキャラクターはなんだか
かすんで見えました。

個人的には、医学は医学の道を。オカルトはオカルトの道を
歩んで欲しいです。幽霊とか怨念とか医者から言われても困る。

死人はもう何もできないから、私たちが死者の訴えたいことを
読み取るんだー…みたいな事ををドラマ「きらきらひかる」で
言っていたかなーとか思うんだけど。死者が報復できる世界なら、
法医学者はいらなそう。

何も知らない素人なわしには、ここの皆様の調査のありようは、
観念的で恐ろしいと映るけれど、医学にも謎はてんこ盛りだろうし、
極めたら、オカルトに通じるのかな。…かも。


2005年10月29日(土) キャプテン・フューチャー全集2 エドモンド・ハミルトン

キャプテン・フューチャー全集2
挑戦!嵐の海底都市/脅威!不死密売団
エドモンド・ハミルトン 著 野田昌宏 訳 創元SF文庫

読了。

えんえん、読んでいました。途中で浮気した本が、数冊。
そして、そっちが先に読み終わってしまうという。
嫌いじゃないんだけどー、さくさく進まない。
お話が定型的だから、頁繰っていると眠くなるです。
星毎の風景描写とか、動物や怪獣(?)や異星人の描写とかは
とっても好き、ですけど。

メリケンヒーローなキャプテン・フューチャーに特に思い入れ
ないんですが、フューチャーメンの一人、グレッグが好きー。
いかつい、いかにも旧世代な感じのロボットなんですが、
彼と月犬(ムーンバップ)のイイクが仲良ししているのが好み。
ていうか、ラピュタで園丁ロボットとキツネリスが
仲良しさんしているところを彷彿として、すっごい和むんですけど。
アンドロイドのオットーさんと喧嘩しているのも好きです。


この2巻を読み終わる間に、発刊が恐ろしく進んでしまっています。
シリーズものというのは、出たしりから買わないと、追いつけない。
しかも、これはまとめ買いすると、本棚で苔蒸す可能性が高いです。
さくっと読めないから。

本命は、修道士カドフェルシリーズと密偵ファルコシリーズだから
まぁ、いいや。11月は、カドフェルの新刊発売です。嬉しいな。


2005年10月23日(日) 放浪者たち 夢破れし都  荻野目悠樹

徳間文庫  挿絵(末弥純)にひかれて購入。

読了。

すかした独逸なにーさん、わりと好き。
でも、一緒にいると迷惑そうだから遠くで見守りたい。

女に優しい、騎士道精神あふれる若者は、女性に
とっては財産でしょうが、どうして薄っぺらい財布
にかこつけて、勝算もないのにケイさん、ゲシュタポ
にたてついたのか謎です。固定の相棒ではないらしいので尚更。
正義のヒーローだからか?普通、死んでると思います。

実はいい人だから、で済ますには危ない橋すぎるような
気がいたしました。でも、そんなら、素直になれないけど
実は愛があるから、命がけで助けたんだ…とかわし、
補完してみてもいいですか?(腐ってやがる…)


クレマンティーヌ姐さん、いいづらい名前は嫌いだけど
強かそうな性格は大好きです。うはー。


読みやすいけれど、全編通して、創竜伝の竜堂兄弟が
人を食った会話をひたすらだらだら続けているような
印象で、ちょっとだれて疲れた…かも。


■■■■
現在の積読

奇怪動物百科  ハヤカワ文庫
物理学者はマルがお好き ハヤカワ文庫
カドフェル17巻  光文社文庫
アイルランド幻想  光文社文庫
封仙娘娘追宝録・奮闘編 富士見ファンタジア文庫
メモリアノイズの流転現象 祥伝社ノン・ノベル
暁天の星  講談社X文庫
鍵の猫   講談社X文庫

がんばれな、自分。

密偵ファルコシリーズの新刊まだかなー。

今日は、エウレカセブンのコミックス2巻を買いました。
本屋になくて、数年ぶりにア●メイトに足を運んだ。
いっぱいあった。…そんなにあるなら、書店にも一冊くらい
置いておいてくれてもよさそうなもんだと思った。
マイナーなんだろか?アニメもやってるのに。

拝み屋横丁顛末記 宮本福助 一迅社 1巻 と 3巻が
近所の本屋に置いていない。今日、せっかく街の方まで
出たのにやはりなかった。注文するしかないのか。

じーさんと幽霊がいかした、素敵な下町人情もの(…?)
だと思います。


2005年10月16日(日) デーモン・アゲイン ソードワールドRPGリプレイ

富士見文庫 グループSNE

友人から拝借しやした。読了。

てゆーか、バブリーズがいたから、貸してもらいました。
本屋でみかけたら、購入しようとおもいます。
…見かけたらね。 富士見文庫、あんま見かけません。

とんとゲームからは、ご無沙汰です。多分、もうやる機会はなかろう。
でも、いいなー。ソードワールド。とっても好きですよ。はい。
だから、ゲーム機用のゲーム作ってくれたら、買います。はい。
スーファミのはやりました。でも、みんなでがやがややるのが
一番の醍醐味ですね。さいころふるのも楽しいし。

ゲームに、バブリーズが出てくれたらいいなぁ…。
って、バブリーズを雇いたくても、そんな金、一体どこにあるのさ!?


ゲームには楽しい限度ってもんがあるよなー…と思いました。
強さ極めつけて、金持ちで、って人たちの冒険はやっぱ見ても
楽しくはないなぁ…。雲の上の人たち…でも好きです。バブリーズ。
リプレイに可愛げがないのが、前2つと比べると際立つっすね。

とりあえず、そんなわしは、無性にグイズノーさんが好みです。
ダークエルフ好きなので、当然スイフリーさんも好き。
でも、一番すきなダークエルフはドリッズドさんなのね。ごめんよ。

自らを「レッサーエルフ」と断言してしまうスイフリーさんは大好きです。

猫では、ハーギィちゃんが愛らしかった。

冷気では、なんかすっごく朴訥なトライアンフさんと、一生懸命気楽に
なろうと頑張るグラスランナーのリトさんが可愛かったです。


2005年10月08日(土) 映画 容疑者 室井慎次 ※ネタバレ含む

ゆえに、公共上であるので、少し気を使って埋め立て



わーいvv室井さんだぁvv


踊るを念頭に置くならば、確かに地味な映画でした。
キャラメルポップコーンを購入して、着席。いつも、騒々しい場面で
気兼ねせず、食らうのですが、比較的静かだったので、映画終わるまでに
食いきることができなかったという。

面白かったです。はい。
沖田さんの携帯電話の出しっぷりにまず惚れました。
姐さん、素敵すぎます。

あと、スリーアミーゴズの場面はさすがというか、思い空気の中で
一服の清涼剤の役割、素晴らしかったです。室井さんの表情も好きだし。

そして、新城さんがいつのまにやら、室井さんの為にもろ肌脱いでます。
トレビヤン。茨道よ獣道よと思っていましたが、いつのまにやら公認
かぽーっていうことで、よろしいですね?いがみ合う二人がいつしか
愛し合うのは、黄金パターンです(違います)
ちっちゃいペア、永遠なれ〜〜〜〜

任意とは言え取調べの最中に、逃げられるのは、あまりにお粗末です。
というか、入り口を開け放った派出所で、ぶっとうしの取調べを行って
たわけなんでしょうか?あの一連の騒動には、リアリティは欠片もあり
ませんでした。まー、あのごたごた加減は、いかにも踊るっぽかったです。

彼女云々の話は、後付みたいであまり感情移入できなかった。
最近の純愛ブームに乗ったくらいのもんか、ってくらいです。
室井さんの、まっすぐな性格を現したいなら、ほかにも手はあったんではないかと
思います。ちょっと安直。

てゆーか、可哀そうなのは田所さんだけで、充分ですよ、はい。


あと、室井さんに付いた弁護士さんも、フレッシュで可愛くはありましたが
存在理由がいまひとつわかりませんでした。彼女の話を引き出す役割だった
のかもしれませんが、そのエピソード自体が、私には不満でしたのです。


組織の中で、正しいことをやろうとすると、困難が伴ってしまう。
雑多な集合体は欲と欲のすり合わせ、妥協と歩み寄りの産物だから、
ああいう人は、どうしても頭を叩かれる。嫌われる。
結局、一番の敵は、身内にいますが、一番の味方も、同様に身内にいる。

今回、室井さんの、頑固な一徹な身の処し方は、作中ではほとんど
愚直に見えました。室井さんの下げた頭は、何だったのか。
心から出たものだっただろうに、あの謝罪は何だったのか。悲しくなります。
おそらく、対象になった女の子の心には全く届いていません。上っ面をすべって
床にこぼれたでしょう。だからといって、無駄だったわけではない。
愛すべき愚かさは、人の心に届きます。

あの室井さんを見て、目障りだと思った人と同じくらいの数の人々がが、勇気付けられ、
心を奮い立たせたんだと信じたいです。
勇気の火が消えそうななかで奮闘する、声なき味方の心に届いたと。
…といいますか、そうでないと、悲しすぎる。

そういう意味では、まさしく、彼は新城さんの言う通り、必要な人です。
最終的に、彼がトップを取れるかどうかは、わからない。
良心は奥底に眠る最後の砦でヒエラルキーの頂点にあるものではないだろうから。
ただ、彼を放逐した時に、組織としては、【=良心を捨て去った】ということになる。
室井さんという人は、数々の事件の中で、良心の象徴というか、組織が変わっていける
という希望そのものになっていくんだろうと思います。

だから、流されても、また帰って来いー。室井さんカムバーック!!!
でも、そのまえに、出張鞄を持って、いそいそと広島出張に行くんだな、
新城さん。


総じて、地味ではありましたが、良い映画だったと思います。



おしまい


2005年10月04日(火) 闇の守り手2 ナイトランナー�機.螢鵝Ε侫襯┘螢�

浜名那奈 訳 中央公論新社

前の巻を読んでいるので購入。

読了。
一応、ネタばれないように注意していますが、しくじっている
かもしれません。










なんだか、面白くなってきたぞう。うはうは、という気分です。
そして、やっぱしゆくゆくBL小説なのかな?えっと、私は
どっちでもよろしいです。面白かったから。
それに、BLじゃなくても、お似合いなキャラがいれば心の中で
恋人同士にしますとも、ええ。というか、むしろその方が、燃えます。


ケンタウロスが素敵。ああちきしょう、身体に触りたいです。



アレクや、サージルや、師匠のナイサンダーにすら嫌われて
いるっぽいセロさんですが、私けっこう好きです。
こういう人。はい。こういう人は、いぢめて、いぢめて
いぢめて いい声で、なかせてみたくなりますね?分類するなら、受け。
きっと、繊細ガラス細工のような人なんですよ。

セロさん、サージルより、好きだったりして。
前巻から、あまり好感が持てなかった、サージルさんですが、
今回初めて、好感を持ちました。レンガや獺の彼なら、私、愛せそう(違)
大人気ない上に、性格最悪なところとか好きなんですが…なんだろう。
顔が趣味じゃないんだろうか…ぬう。

ナイサンダーとサージルの意味ありげ〜な会話の答えは次巻以降に
持ち越しなんですね。その他もいろいろ考えると、楽しいです。

1巻2巻と読みますと、このシリーズは、アレク王子が奮闘して、
毎回毎回ひでえめに会う、わがままなお姫様を助けるのが基本パターン
なのか?…と思ってしまいました。そんで、そのうちそんな一途で誠実
なアレク王子に、わがまま姫の頑なな心も融け、彼の愛を受け入れる話
になる予定なのか?

ってことは…サージル受けなのか(そうじゃありません)

適度に謎もあり、適度に萌えもあり、適度に燃えもあり、ひげのおやじ
及び、じじいもおり、私としては、かなり楽しく読ませていただきました。

おいしかったです。ごちそうさまー。


2005年10月01日(土) なんてことない日記

無事手形が落ちて、つつがなく路頭に迷わず10月を迎えられたこと
まことに重畳でございます。

相変わらず、ワイルドな苺さんは、根づまりしているようだ。
明日、株分けしようと思う。

ラベンダー様は、なんだかすごく気難しやさんだと本に書いてあった
からどきどきしていたけれど、なんだかんだで元気です。
雨に当たっても、大丈夫だし、命はけっこう逞しいですな。

シソは開花。香りが好きかも。
来年に向けて種とるべし。いっつも、アシナガバチ(?)だかが
花に来訪しているので、受粉はばっちりだろう。

うじゃらと伸びるとうざくて、がしゅがしゅ切っていたタイムは
花を咲かせず。多分、切りすぎ。

ローズマリーもゆっくりだけど確実に大きくなっている。

オレンジミントはまだ青々している。
スペアミントとブラックペパーミントは、ばしばし切ったので
現在、小さな芽くらいしかない。株はすごいけど。

ティートリーは、現在70cmくらい。
寒さに弱いらしい。この辺は、ローズゼラニウムだって露地植えで
冬越しできるほどなものですが、どうだろう。心配なところ。

クサガメのがんちゃんは、最近餌を食べません。もう冬眠準備に
入ってしまったのか。気になります。でも去年も、これくらいで
もう食事はしなくなっていたので、大丈夫なのか。元気でいてくれ。

■■■

積読がまた溜まっている。がんばれ、自分。





恵 |MAIL