白日の独白
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今日は1日何も予定のない日だったんです。 それで本当に1日寝ていました。 起きてクリスマスに彼女が見た夢の話を想い出したんです。 『橇に乗る2匹の犬と僕。汗だくで自転車を漕ぐ彼女』 僕だって毎日寝ないで頑張ってたんです。 それでも彼女の隣には居られなかった。 例えそれを僕と彼女の両方が望んだことだったとしても。
何も語らない。何も聴かない。何も残さない。何も残らない。 ただ同じ時間と同じ空間を共有することが、僕にとっては大切。 表面を撫でるような関わりしか、誰とも、誰とだって出来ない。 バイバイ。 有難う。
気になる人がいます。 けれど僕には秘密があるので、なかったことにします。 もう今更どうしようもないのです。 後悔はしません。 僕にはそれしかなかったのです。
2004年12月16日(木) |
消せない・消えない。 |
愚にも附かない理由で周りを困らせてみた。 此処にいる資格は僕には無いと言われているみたいだから。
古い傷を消す為に新しい傷を作ろうかと想ったけれど馬鹿馬鹿しくて止めた。 今度はその傷を消す為に腕を切り落とさなくちゃいけなくなる。 僕が僕に与えた浅はかで飾り物の罰は、本当の罰になって返ってきた。 永遠に隠し通せるはずが無い。
朝は右耳にいた小人達がお昼過ぎから左耳に移ってきた。 ヒソヒソ話なんだけど、皆一斉に話すから五月蝿くて仕方がない。 『嗚呼、具合が悪いんだな』と想ったけれど我慢した。
彼女と駅で待ち合わせて、一緒におでんを食べてから帰った。 自転車の後に彼女を乗せて、彼女の歌を聴いた。 彼女は他の男の子が大好きで、僕は誰のことも好きじゃない。 でも、彼女がいるから僕は頑張れているんだと想う。
彼女と一緒にいる時、僕は小人達の声を聴かないで済むような気がする。
もうどうすればいいのかが解らない。 受け容れればいいのか、現実を見せればいいのか・・・・ 受け容れるというけれど本当に僕は受け容れている? 空っぽな相槌をただただしているだけじゃない? 現実を見せるって? それはまだ無理だよ、きっと。 でもそれって見下し過ぎてやいないだろうか? 僕が苦しんでいると同時に、彼等の苦しみでもある。 だから僕はもっともっと苦しまなきゃ。
『内』から溢れ出てくる剥き出しの表現者。 推敲して、戦略も経済も哲学も、推敲する表現者。 僕が後者を好むのは、思考で世界を認識したいからか。 思考でしか世界を認識できなくなっているからか。 彼女は恐らく前者。 僕は頭の片隅では白けていて、片隅では揺さ振られている。 僕が前者を好まないのは、きっと嫉妬だと思う。
どうしてちゃんと約束を守らなかったんだろう。
どうしてさよならを言わずに帰ったんだろう。
どうしてあんなにはしゃぐ必要があったんだろう。
どうして死んだ人の話なんかしたんだろう。
2004年12月03日(金) |
MANDO DIAO |
★ MANDO DIAO Japan Tour 2004 in ZEPP TOKYO
話さなくちゃいけない事も人も沢山だけど、今日は逃げた。 ゆりかもめで青海へ。 音に合わせて身体を揺らせて、飛び跳ねて、叫んで、前へ前へ。 忘れていた、僕に必要なもの。
2ヶ月で約45冊の読書。 頻回の御酒の席。 誰かの世界を垣間見る疑似体験は心地良くて、僕は僕の世界を手放した。 今日何があったのかが想い出せない。 事実はあっても、そこに僕は関われていない。 夢も記憶に留められない。 一人にならなくちゃ。 独りにならなくちゃ。
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