雑記帳

2003年12月31日(水) 虚栄の市2

虚栄の市2 サッカリー著 岩波文庫 2003/11/14

アミーリアの父が破産。ベッキーは金持ちと結婚。ふたりの立場は逆転した。社交界でも同様。ベッキーの振る舞いは日々傲慢になる。

全4巻ゆえこのあとは落ちるだけかな。

評価 ○



2003年12月30日(火) クリスマスローズの殺人(吸血鬼)

クリスマスローズの殺人 柴田よしき著 原書房 2003/12/24

不倫調査を依頼された探偵メグ。張り込み中に出張へいったはずの夫が家の中で死体になっていた。妻は失踪。いったいなにが起こったのだろうか?謎は深まる。

Vヴィレッジ(吸血鬼村)を大前提とした作品。

ミステリーリーグなのに表紙が漫画ぽい。いままでの落ち着いたベージュ装丁すきだったんだけどなぁ。現物みずに予約するとこんなとこでこけたりもする。中身にあっているといえる。軽いミステリでした。

評価 △



2003年12月29日(月) 子供部屋に入れない親たち(移送)

子供部屋に入れない親たち  押川剛著 幻冬舎 2001/2/10

サブタイトル 精神障害者の移送現場から

1「精神障害者移送サービス」という仕事
2家族の情景ー移送ドキュメント
3私が患者を説得できる理由
4「患者」と「家族」の溝と絆
5これから予想される事態、それにどう備えるか <目次より

そのまんまの内容。

評価 △



2003年12月28日(日) あの橋の向こうに(女性自問自答自己解決)

あの橋の向こうに 戸梶圭太著 実業之日本社 2003/12/15

毎日毎日データ入力。こんなのやだー。ぶつぶつぶつ。毎日毎日橋を渡って帰宅。つまんないつまんないつまんない。
「彼女〜かわいいね〜」ホテル直行。メールばしばしっ。
放置され最後には陰部写真をおくる。

女性の壊れていく様子を描写。戸梶作品は壊れるがテーマかな。ホームレスのもそうだった。しかしこれは女性にはすすめられない。

評価 △



2003年12月27日(土) 蛇(ジャー)

蛇(ジャー)上下  柴田よしき著 徳間ノベルス 2003/11/30

義姉が妊娠した。家族で疎外感を感じていた舞子はついつぶやいてしまった。「赤ちゃんごと、みんな、いなくなってくれればいいのよ」ピンクの竜があらわれ生まれたばかりの甥を攫って消えた。取り戻すために竜の尻尾につかまり時空をこえる。

環境小説なんですかね。。。琵琶湖を大切に!! ピンクドラゴンかわいい語感ですね。龍だと蛇っぽいんだが竜だと恐竜のイメージになるのはなんでだろう。

評価 △



2003年12月26日(金) 誰か

誰か  宮部みゆき著  実業之日本社 2003/11/25

杉村三郎は「マスオさん」である。義父の運転手であった梶田が少年の自転車に轢かれ死亡した。遺児が父の生涯を本にしたいと希望。その手伝いをすることになった。過去の事件を掘り出すことになり、姉妹の確執をまのあたりにする。

よみやすい。さほど魅力のない(毒がないってことだが)主人公でよく一冊にした。ネタもたいしたことないし。。。 なにもないときに読むのにいいかもしれない。

評価 △



2003年12月25日(木) レインレイン・ボウ

レインレイン・ボウ  加納朋子著 集英社 2003/11/30

連作短編集

牧知寿子が死んだ。高校時代のソフトボール部チームメンバーのそれぞれ。虹にちなんで7つの短編が収録されている。

チームメイト9人のはずなのに1人足りない。失踪。鍵をにぎっているとすぐわかる。6番目の話「雨上がりの藍の色」設定・展開がどこぞの漫画といっしょですぞ。。。

評価 ○



2003年12月24日(水) 蜥蜴(絵本)

蜥蜴  森博嗣・ささきすばる著  中央公論社 2003/10/15

月の蜥蜴は夜を嘗める
忍び這う狂気は闇に似て
どこまでも暗く
どこまでも甘く
嘗め尽くされてまるくなる<本文より

他の存在をもとめとりこみまるまっておしまい。タイトルと絵で借りた。
んでも70pで1200円は高いぞ。。

評価 △



2003年12月23日(火) 少年たちの密室

少年たちの密室  古処誠二著 講談社ノベルス 2000/9/5

地震によりマンション地下駐車場に閉じこめられた少年たち。級友の葬儀に参加するためにあつまっていたのだが、その中の一人が暗闇の中で死んだ。事故か殺人か?彼の生前のひどい行動から世間はさわぎはじめた。
記者の久賀は取材を通じ敵対関係にあったかれらがなぜうまく集められていたのか疑問におもい真実をおいもとめる。

古処作品3作目。設定はちがうが少年心理のものばかりである。

評価 △



2003年12月22日(月) 四季春

四季春 森博嗣著 講談社ノベルス 2003/9/5

犀川シリーズにでてくる真賀田四季の少女時代。
早熟な天才。四季と話すのは一回のチャンスしかない。時間を無駄にしないために得る物がない人物とは5分。僕、其志雄は透明人間であり、彼女の兄である。病院に閉じこめられている。看護士が密室で殺された。それを目撃したが・・・・

紅子さんもでてきた。ファンサービスだろうか。四季のタイトルどおりあと夏秋冬と3冊続く予定。

評価 ○



2003年12月21日(日) 2010年の殺人(記憶)

2010年の殺人 五十嵐均著 角川書店 1995/10/27

癌におかされた大物政治家が記憶を全て秘書に移す。同じ記憶をもった男二人の葛藤。

癌治療可能になったがために、消えるはずの人物が残り、争いになる。表面的には愛人の存在が争いのもとになっているが、まぁこれはどうでもいいことで唯一の自己存在のため相手の消去をもくろむ。よくある設定。

評価 ○



2003年12月20日(土) 源平魔境シリーズ(if物)

源平魔境シリーズ 1〜4  吉岡平著 角川書店

義経の遺児亮経(あきつね)8才が、将と出会い、成長する様を描く。

平泉にいた亮経は女子。美少女武将である。そんな彼(?)のもとに集った八部衆。彼らは将としての亮経、女子としての亮経双方にほれこんでいた。彼の成長を見守りながらも欲張りにも将・女子としての幸せをつかむことを願っていた。北条、平氏の残党、木曽義仲の遺児、魔王と順に戦う。ラストは女子として生きるために鎌倉を去る。

8才に惚れ込むなよ。。。成長をまつというなよ。。。こけましたはい。軽い! 著者初の歴史物だが史実に縛られすぎ。爽快さがない。

評価 △



2003年12月19日(金) ラピスラズリ(表現しにくいムードあり)

ラピスラズリ 山尾悠子著 国書刊行会 2003/10

3枚の絵からひろがる世界。冬眠する人々。
連作集。

絵にはたくさんの死体?を森に埋める人が描かれていた。死んでいるにしては安らかな顔、出血もない。これは眠っているのでは?

冬眠したいけど 埋められたくないなぁ。妙にリアルなんです。冬眠するから生ものは寝所にもちこめないとか(笑)。腐ったらたまらん臭いが付着するもんなぁ。独特の世界が構築されており、久しぶりにじっくり読んだ。ムードに浸りきりましょう。

評価 ○



2003年12月18日(木) 瑠璃の海(表紙が色っぽいな。。。)

瑠璃の海 小池真理子 集英社 2003/10

バス事故で家族を失った者同士が、被害者の会で出会う。なんだかんだあって最後には心中。

石像がころがって身もだえしている表紙(笑)。まぁこれで手にとったんだから出版社の思惑道理だろうな。中身はぐちゃぐちゃの小池ぽい作品。

評価 △



2003年12月17日(水) キスまでの距離(恋愛)

キスまでの距離  村山由佳著 集英社 1994/9/7

おいしいコーヒーのいれ方��

親がどっかいった。僕といとこたちとの生活がはじまる。ひさしぶりにみたかれんがすっげぇ女ぽくなってて、僕はどきどき。かれんの秘密を僕は知り、守ってあげたいと思った。どうしたらかれんに近づくことができるのか。

jump J book 

表紙のかれんがいい!たおやかではかなげ。村山由佳作品はなぜか敬遠してたのだが、jumpなら読んでみようじゃないか。と 手にとった。毒のない読みやすい作品。シリーズなので先にすすめばjumpらしくなるんだろうか?
少年むけの恋愛としてならOKだろう。

評価 ○(はい 読まず嫌いしてました。)



2003年12月16日(火) 黒蜘蛛島(シリーズもの)

黒蜘蛛島 田中芳樹著  光文社 2003/10/31

薬師寺凉子の怪奇事件簿5(かな。。)

さぁ、お涼は今回もやってくれました。蜘蛛退治!!やっるぞー。カナダへいってピンクのパンツをやっつけ、若作りの蜘蛛さんを料理致します。

講談社と光文社にわたってシリーズを書いているので順番がわかりにくい。
田中芳樹は完結せず放り出してるシリーズがおおく、それを人に譲るので始末にこまる。たとえワンパターンでも田中芳樹がかくからそれなりなのに、稚拙な表現では読むきがおきない。

このシリーズはすでにまんねりと化しているがその場の爽快さをもとめるには良。

評価 ○



2003年12月15日(月) 不味い!(タイトルの勝利ですな)

不味い! 小泉武夫著  新潮社 2003/5/30

世に美味いものの話を書いた本は数々在っても、不味い食いものの本はほとんどない。これは、現代だけのことかと思って、過去に出された食に関する古文書や出版物を探して見ても、どうもそのような本には出合わない。いつの世でも人は美味しいものへの憧れや希求、願望を抱いていても、不味いもののことには触れたくない生理的本質を持っているからであろう。<はじめにより

観光地のお膳・不味いカニ・不味いラーメン・ホテルの朝食の蒸した鮭・病院の食事等々

ばかうけ。確かに不味いものおおいよな。ここまで不味いを連発されると胸がすかっとする。

評価 ○



2003年12月14日(日) 魔女の死んだ家(総ルビ付きお耽美ミステリ)

魔女の死んだ家 篠田真由美著 講談社 2003/10/29
ミステリーランド第2弾(3冊のうち一冊)

時代は昭和。別世界の住人のような浮世離れした母と子がお屋敷に住んでいた。美しい母は賛美者にいつもとりかこまれていた。ピストルで殺された。魔女だったのか?それとも天の住民だったのだろうか。

総ルビのお耽美小説です。
子供むけじゃないぞ。ラストに建築探偵桜井もでてくるし、キャラ萌えにはいいかもね。イラストは波津彬子さん。お耽美ぴったり。

評価 △



2003年12月13日(土) 虹果て村の秘密

虹果て村の秘密 有栖川有栖著 講談社 2003/10/29

ミステリーランド第2弾(3冊のうち一冊)

推理作家志望の主人公が友人の別荘で体験する事件。7つの言い伝えのある虹果て村で刑事志望の友人とともに謎を解明する。

またまた。。。作家志望の主人公。冒険の度合いがおとなしい。もっとわくわくはらはらどきどきしたいものだ。

評価 △



2003年12月12日(金) ぼくと未来屋の夏

ぼくと未来屋の夏 はやみねかおる著  講談社 2003/10/29

ミステリーランド第2弾(3冊のうち一冊)

小学6年生の風太は「未来をしりたくないかい?」未来屋の猫柳によびとめられた。風太の家に棲みついた未来屋との夏の物語である。

こども向けとしては○。 このシリーズとしては珍しい。ジュブナイルを書いている作者ゆえうまい。

というか このシリーズなにか勘違いしてませんか?6冊既刊だがそのうち2冊が子供よめそうなものである。(小学生をターゲットにするには作家の選択をまちがえてないか?)

評価 ○



2003年12月11日(木) ネクロマンサーは高校生!(少年)

ネクロマンサーは高校生!  椹野道流著 小学館パレット文庫 2003/10/1

ホワイトハートx文庫にてシリーズものをもってる作家。

プールで溺死した元気少年敬他。不思議な鈴の音に誘われて目をさますと異世界であった。金髪碧眼の美少年になった敬他。もともとの持ち主はネクロマンサーデビューのとき魂を喰われ、抜け殻に召還された。もう一回死ぬか?それともネクロマンサーの道を選ぶか?決断をするまではのんびりと街を見学。かわいこちゃんにも出会い。気分はうきうきであったのに。死霊と戦うはめになった。

法医学教室事件簿以外は少年が主人公である。ストーリーがあるならボーイズラブでもいいけどね。

この作品も登場人物男だけでした(^^;;;

評価 △(かるすぎる)



2003年12月10日(水) 花郁悠紀子3連発

フェネラ・夢ゆり育て・白木蓮抄 花郁悠紀子著 秋田文庫

1976年〜80年短期間だけ活躍した漫画家。波津彬子の姉。絵柄いっしょ。

「好きです」としかいえない。ほのぼのしたSFムードのファンタジーがおおかった。ブックオフにて100円/冊これは買うしかないでしょうな。ぱらぱらめくっている。

評価 ○



2003年12月09日(火) 重力ピエロ

重力ピエロ  伊坂幸太郎著  新潮社  2003/4/20

いずみを名にもつ兄弟(泉水・ハル)は言葉にこだわりつづけていた。
連続放火現場でみつかるアート。そこには必ず単語がのこされていた。G、A、C、T遺伝子を構成する4つの要素。言葉にとらわれすぎて回りがみえなくなる。

うん、嫌いじゃありません。<ハル  
初伊坂だったが、読みやすいね。好感触。

評価 ○



2003年12月08日(月) ブラックジャックによろしく6

ブラックジャックによろしく 6 

ガン編

どんどん暗く重くなっている。展開がおそすぎる。

評価 ×(もう読まなくてもいいかな)



2003年12月07日(日) へこジャパ(豪快)

へこジャパ いじりめぐみ著 ユーコン社 2003/6

第1章 はめられて国際結婚
第2章 アメリカ男を尻に敷き
第3章 強引ING マイウエイ イン シアトル
第4章 ベンチャーママ
第5章 シアトルお茶の間劇場
第6章 娘は立派な国際人
第7章 シアトルに腰をすえ
おしまいに レッツ ゴー ファイスティ

広告代理店に勤務していた女性の痛快エッセイ。「愛よ〜〜」というのが多い中でこれはすごい。かなり誇張してあるんだろうが受けた。

これも表紙でかりたようなものだな。
女性むけの啓蒙活動をシアトル中心で行ってる模様。(悩み事相談等あり)http://www.gofeisty.com/index.shtml

評価 ○



2003年12月06日(土) 魔女の息子(げい)

魔女の息子  伏見憲明著  河出書房新社 2003/11/20

ゲイのフリーライターが主人公。刹那的な肉の交わり。母は黄昏の恋を楽しみ、兄は独立する。40にして己を直視する。フェミニズム取材。エイズ感染者取材。それらを通して新たな視点をえることもなく、保健所の前で躊躇するところで物語は終わる。

タイトルと装丁の黒で借りた。
著者はゲイ・ライター。
昨今のボーイズラブブームとは毛色が違い美しくない。(決してボーイズラブ擁護ではない)肉欲はつきつめると美しさではなく悲しさなんだろうか。

評価 △(単に趣味じゃなかっただけ)



2003年12月05日(金) あそこの席(ぐるぐる〜)

あそこの席 山田悠介著 文藝社 2003/11/25

転校してきて空いた席に座っただけ。それだけで狙われる。大量の写真・盗聴。クラスの誰かが私を追い詰める。担任と反撃にかかるが、彼は害され、私は火の中にとりのこされる。。。

・・・・あらすじを書くつもりがラスト近くまで。この程度の内容を一冊にしたその腕はみとめる。でも軽いんだよなぁ。ホラーならば得体のしれない予想のできないものを出してほしい。ネタすぐわかる。

評価 △



2003年12月04日(木) 日本幻想文学集成 2 三島由紀夫

日本幻想文学集成 2 三島由紀夫  国書刊行会 1991/3/25

中世に於ける一殺人常習者の遺せる哲学的日記の抜萃
志賀寺上人の恋
大障碍
手長姫
女方
憂国
鴉
ミランダ
百万円煎餅

ずっと敬遠してた作家。今回日本幻想文学集成をとりよせたら。。。この作家であったというのが実際のとこ。予想以上に読みやすかった。(もとのイメージが悪すぎたのかも)しかし幻想文学てなんでもありなんだな。

評価 ○



2003年12月03日(水) 駅弁の丸かじり

駅弁の丸かじり 東海林さだお著 朝日新聞社 1993/12/1

食物に関するエッセイ。

サツマイモの項で年代によっては思い出したくもない食物というフレーズに妙に納得。
駅弁の項においてもなんかたべたくなるんだよなぁと同意。

いかめしを売ってたんですけどね<一個200円。駅弁では買ってもスーパーじゃかわないのはイメージがつよすぎるためであろう。

評価 ○



2003年12月02日(火) クレオパトラの夢

クレオパトラの夢  恩田陸著  双葉社  2003/11/5

双子の妹を連れ戻しにいった恵弥は、不倫相手の死を知る。彼が探していたものはなんだったのだろうか。

キャラクターをだしたくて書いた作品のようだ。おねえ言葉の男。一つのアイディアだけで長編を書くのは無理があるのではないか。

評価 △



2003年12月01日(月) なまけることの幸せ

なまけることの幸せ  ペーター・アクスト著  集英社 2002/9/10

1小さなネズミにも大きなゾウ並の生命力があります
2何もしないことで生命力を節約する
3小食で長生きする
4健康のはじまりはなまけることと何もしないこと
5よく眠る人ほど長生きです
6不老長寿薬は太陽と暖かさ

表紙がナマケモノのイメージである。またまたタイトルと表紙で借りてしまった。内容は 上記のとおり。

評価 △ (自己正当化にはいいな)


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