バカ恋 |
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■ 常識の時間 ■ さて、常識の時間です。 以下の場合、常識?それとも非常識? ①御付き合いしている人がいます。 其の人は同じ会社の社員です。 この事を社長に報告すべき? ②御付き合いしている人がいます。 其の人は同じ会社の社員です。 其れが理由で退職させられました。 此れってあり? 突然ですが、この度、アタシったら、 退職する事になりました。 ええ。 シュウが社長にアタシ達の事を報告した結果、 アタシはまだ、 シュウと結婚した訳でもないのに、 行き成り問答無用で 懲戒免職 になりました。 付き合ってるだけでクビだそうです。 しかも、 此れはアタシの人生に於いて、非常に重要な事なのにも係わらず、 アタシが同席しない場所で、勝手に決められ、 社長はシュウに話したっきりで、 其れ以後、アタシには何の説明も無いわけです。 ありえるのか?こんな話。 つー事で、 また職探しを始めなきゃいけない状況。 くそ。 今の会社に長居をしようとは思ってなかったけど、 辞める時は、寿退社でって決めたのにさ。 今のアタシには此の先の保障なんて何もなくて、 取敢えず、生きていく為に仕事をしなきゃならない環境なのに、 ある日突然、納得し難い理由で退職を命じられるのは、 非常に焦ります。 早速、派遣の仕事とか彼是探して、 アタシのキャリアならば、 仕事探しもそう難しくはないとは思うけど、 |
■ うましかもの ■ 参った。 今度ばかりは少々焦った。 何の心構えも無いうちに、 一瞬のうちにアタシの人生の軌道が少々狂った。 先週の土曜日。 アタシは親愛なるR嬢と会い、 しばしの愉しいおしゃべりに花を咲かせた。 久しぶりに会った彼女との時間はあっと云う間に過ぎ、 やがて彼女は新幹線に乗って、 彼女の大切な家族の元へと帰って行った。 とても真面目で、頑張り屋な彼女を誇りに思い、 同時に、もう少し好い加減に生きてもいいのに、と思った。 実際アタシは、好い加減さな匙加減で生きている。 一生懸命の不真面目で頑張れ。 アタシも頑張る。 アタシは何時もアナタの味方。 アナタがアタシにそう言ってくれたように、 アタシも同じ気持ちで生きているわ。 R嬢に会い、嬉しい気持ちでアタシも家路を目指した。 大事な家族が待つ家へ、アタシも帰った。 暫くして、シュウが仕事から帰り、 其の後、アタシの華やいだ気持ちが一変する。 シュウの持ち帰った其の言葉にアタシは愕然とした。 まーじーかーよー え?誰が?誰が? アタシがかよっ!! オォーマイガッ!! バカは死ね。 と、云う訳で詳細は後日改めて。 |
■ 魚ごっこ ■ あうぅ寒い・・・。 仕事終わってから夕飯の買い物に行った時、 余りの寒さに凍死するかと本気で思いました。 生きてて良かったです。 毎度の事ながら、 やっぱし愛する男に抱かれるのって気持ちが良いわけで。 毎晩のようにスイィートな夜を過ごしているのです。 如何云う訳か今更にして性の目覚め。 フタリして気持ち良くなる方法を専ら研究中。 てか、開発中。 とは云うものの、 裸で抱き合っただけで、充分気持ち良いです。 シュウのしっとりした肌に触れただけで、 幸せとか安心とかそう云う類の嬉しい気持ちが、 身体の底から込み上げて来て、 しばし其の余韻に浸って、 愛されてる実感を全身で感じるのです。 シュウにたくさんの愛を頂いて、 シュウをたくさんの愛で包んで、 何時しかアタシは、 魚みたいに暖かなシュウの中で、 遥か彼方の向こうまで泳ぎ続けるのです。 ずっと此の侭ユルユルさせて。 そしたらアタシは、 キミの可愛い魚になるから。 |
■ 御家騒動 ■ すっかり日記をサボりまくりっす。 だって、だって、だって寒いんだもん・・・。 いやぁ、今日も寒かったよ。 今年も既に壱月の中旬。 早いよな。 参拾代はあっと云う間に過ぎていって、 四拾代はあっちの方からやってくる って森田一義アワァで司会の森田が言ってた。 今年で幾つになるの? って会社のでかいネエサンに聞かれて、 咄嗟に自分の年齢が出てこなかった・・・。 アタシ一体何歳になるんだっけか? 別にいいけどさ。歳なんてさ。たかが歳なんてさ。 そおいや、正月にシュウと実家に行った時、 シュウの実年齢を母上に公表したら、固まってた。 そらそおだろな、ぶったまげて当然です。 そんでもって、父上はシュウに ボォーイズビィーアンビシャス! とか、訳の判らない事を言ってた。 シュウは少年かよ。貴様は博士かよ。 なんやかんやとやんわりと結婚反対ムゥドが漂ってたわよ。 父上はシュウに話をさせないくらいの勢いで俺様話をした後、 まだ若いんだから、もっとよく考えたほうがいいっ! って説得してたし、 母上なんか特にややキレ気味だったわよ。ヒィィィィィ。 とは云いつつも、一番気にしてんのはアタシかも。 いやあ・・・。まいつたなあ。 今は良いかもしれないけど、この先、 伍年、壱拾年経ったらどうなってしまうのだろ。 幾らベイビィフェイスのアタシだとしても、 モノには限度が在る訳だし、 幾らおっさんフェイスのシュウだとしても、 やはり若ゾーには変わりない訳だし。 うぅーん、でもやっぱ好きなもんは好きなんだから仕方ねえよ。 と、開き直り半分な日々。 だから如何するって訳でもなし、 如何しようもなし。 結局はアレだな。 自分を磨きまくって、いつまでも若々しい新妻風情で 生きていくしかねえな。 あなた~お風呂にしますぅ?其れともごはん?それともアレ? のアレです。 |
■ イケない女 ■ 此処んとこのアタシは全然イケてない。 ダメ人間っぷりを披露しまくっている。 自堕落三昧で、シュウに甘えてばかりいる。 ダメダメダメダメダメダメ。 身体を動かそうとしても、甘えた根性が顔をひょっこり出す。 ちょっとくらいならいっか こんな具合に。 アタシは人並みに頑張り屋だと思ってたし、 タフネスだと思ってたし、 ぶっちゃけ努力家だとも思ってた。 しかし、何だこのザマは。 疲労がなかなか修復しなくて衰えを感じたり、 そんな自分に引け目を感じて、わざとシュウに甘えたり。 一体、何だこのザマは。 こんなの全然格好悪い。 目指す処の良い女じゃない。 自分に言い訳するようなモンだ。 最悪だ。 ダーメーだーダーメーだーダーメーだー。 ・・・・・・・・・・・・・・妄想中 いやああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ 誰かアタシに喝をっ! 誰かアタシに喝をっ! 誰かアタシにカツヲ。 ワカメ。 サザエ。 |
■ 元旦初夜 ■ 皆様明けまして御目出度う御座います。 シュウとの初めての年越しは、 二人きりでしっぽりまったりと蕎麦を啜りつつ、 今年も宜しくってな感じで過ごそうと目論んで居たのですが、 カウントダウン参拾分前に、 風呂に入っていない事に気付き、 今年の汚れ今年のうちに! ってな訳で速攻で入浴しつつも、 入浴してる最中から除夜の鐘が鳴り響き、 慌てて風呂から上がって、 びしょ濡れのまま、新年の御挨拶をしたのでした。 勿論其の後、年越しちゃったね蕎麦を食す。 二人きりで迎える元旦は、 貴様等一体、何歳なんだよ此ノ野郎テイスト満載で、 今時の高校生だってこんな事しねえよ風情満作で、 何が楽しくて、元旦の日の夜の夜中の寒空の中、 アタシはこんな事してるんだろうと、 非常に疑問に思った素敵な夜と相成りました。 もう二度と御免です。 ちょっとした勘違いで、勝手に決め込んで、 更に勝手に落ち込んで、 物言わぬように玄関のドアを開け、 知らぬ間に壱人流離っていたシュウ。 居間でお笑い番組をゲラゲラ笑いながら見てたアタシは、 そんなシュウの奇行に全く気付かず、 てっきり不貞寝してるとばかり思ってました。 そして、此れ又知らぬ間にしれっと帰って来たシュウに、 何やってんの? と言われ、 御前こそ何やっとんぢゃいボンクラがっ! と噛み付いてみました。 其れから元旦早々、熱の入ったバトル開始。 シュウは益々ブルゥ度が増幅し、 アタシは益々レッドゾォーンへ進行。 もう一回頭冷やしてくる と、またしても家を出ようとしたシュウ。 アタシはぼんやりと考えて、 シュウの後を追うように家を出てみました。 しかもスタートダッシュかましてみました。 誰も居ない路地裏で、ちょっとした緊張感と合い塗れ、 怖いモノ見たさで後ろを振り返ってみたり・・・。 歩いては振り返り、そして小走りしては振り返り。 暗い夜道に走る車のライトが眩しくて、 思わず運転手を睨み返してみたり。 元旦の夜に徘徊する女。 在る意味、おまえの方が怖いってな。 そんな挙動不審なアタシの後ろをシュウが尾けていた事にも気付かず、 近づいてくる足音に、更に挙動度をアップさせたりして。 元旦の日に強姦に襲われたら、新聞に載るかもな とか、思ってみたりして。 ちょっと早歩きになってみたりして。 寒空の中歩きながら、こんな事してる自分が非常に馬鹿馬鹿しく思えて、 後ろからアタシの名を呼んだシュウの分も缶珈琲を買って、 二人でおうちに帰りました。 年明け早々、こんな事してるアタシ達って一体・・・・・・・・・。 そんな訳で、 世の皆様が御正月の初日の出を拝む頃、 アタシ達はすっかり仲直りし、 ハレルヤでヨロレイヒィな事に夢中なのでした。 |
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